韓国:非正規職が先頭に立つ社会的ゼネスト…約5万人が結集 | |||||||
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非正規職の先頭に立った社会的ゼネスト…約5万人が結集「今すぐ」最低賃金1万ウォン、非正規職撤廃、労組する権利を要求
パク・タソル記者 2017.06.30 18:21
非正規職労働者たちが先頭に立つ社会的ゼネスト大会が開かれた。 参加者らはソウル市の光化門広場で集会を終え、 ソウル都心を行進しながら「最低賃金1万ウォン」、 「非正規職撤廃」、 「労組をする権利」を叫んだ。 民主労総が主管し、最低賃金マノン非正規職撤廃共同行動(マノン(万ウォン)行動)が主催した 「最低賃金1万ウォン争奪! 非正規職撤廃! 労組する権利争奪! 今すぐ 6.30社会的ゼネスト大会」は、 6月30日午後3時からソウル市鍾路区の光化門広場で始まった。 民主労総によれば、この日の集会には学校非正規職、清掃労働者などのストライキに突入した非正規職労働者をはじめ、 民主労総傘下団体行動参加組合員、 マノン行動所属団体、青年アルバイト労働者、学生、市民など約5万人が結集した。 民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は、今が積弊清算と社会大改革のゴールデンタイムだとし、最低賃金1万ウォンと非正規職撤廃を叫んだ。 チェ職務代行は「文在寅(ムン・ジェイン)政府は3年以内の1万ウォン実現を公約しているが、3年では遅すぎる」とし 「政府に意志さえあれば、2018年の最低賃金1万ウォンは今すぐ可能だ」と述べた。 また「路地商圏を破壊して、低賃金、非正規職労働を拡散させてきた財閥の責任を明確に問う」とし 「雇用委員会への参加を通じ、悪い雇用をなくして良い雇用をさらに多く作り出す」と宣言した。 「『女史様』呼称のほかに勤続手当5万ウォンが本当の尊重」非正規職当該も舞台に上がり、 最低賃金1万ウォン、労組をする権利などを叫んだ。 定年まで6か月残した20年目の給食調理員ピョ・ミョンスン氏は 「文在寅(ムン・ジェイン)政府がゼネストに突入した私たちに、また待てという」とし 「民主政権10年間、処遇改善を待ち続ける間、低賃金と雇用不安に苦痛を受けた」と明らかにした。 ピョ氏は「退職するまでに正規職転換されないかもしれないが、 非正規職撤廃を少しでも早めるために今日上がってきた」とし 「じっとしていては何も変わらないということを後輩らに知らせたくて、 正規職転換を共に盛り上げたい」と意志を明らかにした。 公共運輸労組のアン・ミョンジャ教育公務職本部長は、現在の学校非正規職の処遇実態を暴露して、本当の正規職転換を要求した。 アン本部長は「学校非正規職のほとんどは基本時給が6360ウォンで、 最低賃金より110ウォン足りない。 教育部と教育庁は賃金団体交渉で基本給を3.5%引き上げるというが、 これは最低賃金よりちょうど110ウォン多い金額」と説明した。 アン本部長は「女史様と呼ぶことが尊重でなく、 雇用の心配なく暮らせる程の賃金を受け、 人間的に無視されないことが本当の尊重」とし、 勤続手当5万ウォンを勝ち取らなければと声を高めた。 マノン行動に所属する参加者も舞台に上がり、 最低賃金1万ウォンを要求した。 アルバ労組のイ・ガヒョン委員長でマノン行動共同執行委員長は 「最低賃金以上の金をもらって働いたことがない」とし 「韓国ではアルバイト労働者が受ける最高賃金は、最低賃金水準に合わせている」と指摘した。 イ委員長は最低賃金1万ウォンが「人権」だと強調して 「経営界が提示した来年度の最低賃金155ウォン引上げ案は人権ではない」と批判した。 今日集まった彼らは 「最低賃金1万ウォンで暖かいご飯を食べられる権利をすべての労働者に!」、 「差別されず、雇用不安なく働く権利をすべての労働者に!」、 「労組に加入して自由に労組活動をする権利をすべての労働者に!」のスローガンを 「今すぐ」と共に叫んで集会を終えた。 その後、集会参加者は光化門広場、世宗路交差点、鍾路3街、清渓街一帯の ソウル中心部をデモ行進した。 一方、今日、社会的ゼネストに突入した人員は合計約6万300人で、 全国約35の非正規職労働組合組合員たちが主軸になった。 5万7000人ほどがストライキに参加し、3300人ほどが総会、教育、拡大幹部ストライキなどで団体行動を行った。 民主労総所属の非正規職労働者18万人の30%に当たる規模だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-07-01 16:29:38 / Last modified on 2017-07-01 16:30:42 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |