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光化門高空ハンスト22日目…イ・イングン支会長が健康悪化で緊急搬送

肩筋肉および靭帯破裂の疑い…午後12時10分頃に搬送、診断中

パク・タソル記者 2017.05.05 14:56

[出処:公闘委提供]

光化門で高空ハンストをしているコルテック支会のイ・イングン支会長が、 肩と首、腹部の深刻な苦痛を訴え、近くの病院に緊急搬送された。 光化門の広告塔に上がって22日目の日だった。 イ支会長は担当医療スタッフの勧告により、5月5日の午後12時10分頃、 近くの緑色病院に運ばれて血液検査などを続けている。

[出処:公闘委提供]

[出処:公闘委提供]

「整理解雇撤廃、非正規職撤廃、労働三権争奪労働者民衆生存権争奪のための闘争事業場共同闘争委員会(公闘委)」によれば、 イ支会長は数日前から腹部と肩、首、腕の部位の深刻な痛みを訴えていた。 4日の夜からは我慢できないほど状態が悪化した。 5日の午前、緊急に座込場に上がって診療した医療スタッフは 「肩筋肉、靭帯破裂が疑われ、持続的な低栄養と低血糖により危険な状態」だと診断した。 これによりイ支会長は高空ハンストを中断して緑色病院に運ばれた。

担当医の緑色病院のイ・ボラ呼吸器内科課長は 「とても狭いところでしがみついて生活をしたため、筋肉靭帯の損傷が疑われる。 整形外科的な精密検査をしなければならないが、今は安定が最優先で、 今日すぐに検査するのは難しい」と話した。 続いて「応急室に到着した時の血糖は49程度でとても低かった。 この他に血圧、電解質、蛋白質、アルブミンの数値などが下がっていて、 不足している部分を補充するが長い間断食を続けてきたのでできるだけゆっくりと治療しなければならない」と述べた。

22日に高空ハンストを始めたイ支会長は、体重の減量も10%程度あった。 座り込み初期の56.5kgから現在は51kgにまで減った。

公闘委は5月5日午後1時、イ支会長の座り込み中断を発表する緊急記者会見を行った。 公闘委は記者会見で「今でも40メートルの高空にいる同志たちは、自分の命をかけて1分1秒を耐えている」とし 「われわれは命をかけて降りてきたイ・イングン同志、今も高空ハンストを続けている同志たちの意志を受けとめ、さらに大きな闘争を作り出す」と明らかにした。

緊急記者会見には統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長、 人権運動サランバンのミョンスク活動家なども参加して連帯の発言を叫んだ。

白基玩所長は 「大統領候補はこの高空ハンスト場にきて頑張れと叫ぶべきだった。 労働者民衆のために何をしたと言って、大統領になろうとするのか?」とし、 高空ハンストを無視する政界に苦言をした。 続いて「キャンドル・デモは一方では大統領選挙でなくなったが、 一方では労働者解放のための戦いが行われた」とし 「自負心を持って戦いをやり直し、新しい政府ができる真中で労働問題の解決を積極的に叫ばなければならない」と話した。

ミョンスク活動家は「イ・イングン支会長は路上で戦いはじめてからもう11年になる。 彼は22日絶食したが、実は人間の尊厳と正義を叫んで11年絶食してきた」と残念がった。 また「続く労働者の死は、行政府、司法府、法を作った立法府による殺人」とし 「最低の人間扱いもされず、人間の尊厳、正義もない整理解雇制と非正規職をなくさなければならない」と主張した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-05-07 04:10:26 / Last modified on 2017-05-07 04:10:27 Copyright: Default

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