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慶北大病院清掃労働者、「労組破壊業者との用役契約を即時解約せよ」

用役業者、慶北大病院用役入札時に『労組破壊戦略書』提出

パク・タソル記者 2017.01.13 15:31

慶北大病院の清掃労働者が病院側に対し、 労組破壊を行っている用役業者との契約を即刻解約しろと要求した。

医療連帯は1月12日 「慶北大病院は用役勤労者保護指針により、用役業者を管理監督する責任があるが、 遠慮なく労組を弾圧して不法を行う業者と契約を締結している状況」とし 「『労働組合を抹殺する』という慶北大病院の基調を露骨に示すもの」と批判した。

慶北大病院での労使対立は昨年3月、新しい用役業者(有)東洋産業開発との清掃請負契約をした後に起きた。 医療連帯本部によれば、新しい用役業者に変わると労組代表は雇用が継承されずに解雇された。 この事件は地方労働委員会で不当解雇の判決が出されて復職した。 それでも使用者側は他の組合員に対する弾圧を続けた。 組合員たちは労組を脱退しなければ勤労契約書を作れないという脅迫を受け、雇用不安に震えたと吐露した。 強引な配置転換と労組活動に対する懲戒なども続いた。 労組代表解雇に対しては、中央労働委員会も1月9日に不当解雇と判定した。

特に、組合員たちは用役業者所長が率先して組合員を困らせたと指摘する。 医療連帯本部大邱地域支部ミンドゥルレ分会の組合員たちは、 現場の所長から何回も悪態と暴言を聞いたと証言した。

昨年、兪銀恵(ユ・ウネ)議員(共に民主党)国政監査資料によれば、(有)東洋産業開発は清掃用役入札で労組破壊戦略を含む提案書を提出した。 慶北大病院は最低価落札方式から交渉による落札方式へと入札手続きを変え、(有)東洋産業開発を選定した。 医療連帯は「用役業者は一対一の面談による労働者管理、 ストライキ突入時の主導者探索および退社処理、 ストライキ無力化のための24時間以内の代替人員投入などの不法な内容を提案し、 慶北大病院はこのような内容で請負契約を締結した」とし、 不法請負契約だと指摘した。

[出処:共に民主党乙支路委員会]

一方、公共運輸労組医療連帯、共に民主党の乙支路委員会は、1月11日午前に国会正論館で記者会見を行い、 国立大病院である慶北大病院が労働三権を否定する請負契約を締結してはならないと明らかにした。 彼らは不法を犯した清掃用役業者との請負契約を即刻解決し、不法請負契約締結を主導した関係者を必ず問責するよう要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-01-22 05:01:13 / Last modified on 2017-01-22 05:01:16 Copyright: Default

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