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特検前で「市民特検」…「鄭夢九証人、出てこい」

「独自特検演劇」パフォーマンス…「私たちが調査する」

キム・ハンジュ記者 2017.01.10 18:34

朴英洙(パク・ヨンス)特検の前で 「市民特検」が開かれた。

朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動(退陣行動)財閥総師拘束特別委員会(財閥拘束特別委)が1月10日午後、 ソウル市大峙洞の朴英洙(パク・ヨンス)特検事務室の前で 「現代車の鄭夢九(チョン・モング)を調査しろ、特検の前の特検」演劇パフォーマンスを行った。 朴英洙特検事務室の前には現代起亜車労働者と市民200人程が集まった。

[出処:キム・ハンジュ記者]

財閥拘束特別委は、現代自動車グループの鄭夢九会長の処罰と罪目を究明するために 「市民独自の特検」の演劇を披露した。 現代車の鄭夢九会長の罪目は、 贈収賄罪、勤労基準法違反、労働組合および労働関係調整法違反、暴力罪で、 参加者らは「独自の特検」を進めながらこれをいちいち取り上げた。

参加者たちは、ミル財団、Kスポーツ財団に対し、 現代車が68億8千万ウォン、起亜車が27億3千万ウォン、現代モービスが31億9千万ウォンと、 総額128億ウォンの基金を拠出して、 派遣法を拡大適用する労使制度改革、グローバルビジネスセンター(現代車新社屋)建設の特典を政府から受けたと主張した。 また、現代車が韓電の土地買収で8千億ウォンの税金減免の恩恵を受けたとも提起した。

現代車による労組破壊、暴力問題もあった。 しかも今日(1月10日)は故ハン・ガンホ労働者が創造コンサルティングを通したユソン企業の労組破壊で自殺してから300日目の日に、 労組破壊の深刻性がさらに強調された。 勤労福祉公団は昨年10月18日に労働組合弾圧により鬱病にかかり自殺を選んだハン・ガンホ労働者に対する労災を認めた。

演劇パフォーマンスが終わった後、 労働者と市民は現代起亜車の処罰と拘束を要求した。

▲現代車私設警備の暴行映像資料[出処:キム・ハンジュ記者]

金属労組ユソン企業支会のキム・ソンミン支会長は 「2012年の労働部検察の押収捜索で、現代車が直接ユソン企業労組を破壊しろと指示したことが明らかになった」とし 「(ハン・ガンホ烈士の)焼香所を現代車本社前に作ろうとしたところ、 (私設警備が)妨害して暴力を行使した。 焼香所を設置してから2週間で連行された組合員、市民だけでも数十人だった」と現代車私設警備の暴力を批判した。

現代車私設警備の暴力は現代車本社だけでなく、国会でも、蔚山でも起きていた。 12月6日の国会財閥総師聴聞会では非正規職労働者が暴行され、 2週間後には現代車蔚山工場で暴行事態が起き、非正規職労働者2人が重傷を負った。

起亜車華城分会のチョ・ジョンウ非正規職労働者は 「12月21日に暴行されたユ某氏は全治6週間の診断を受けたが、 まだまで鄭夢九会長は謝罪も、処罰も受けていない」と鄭会長を糾弾した。 彼はまた「現代車警備隊の集団暴力、10年を超える不法派遣は、 政府と司法府、警察公権力が守ってくれたから可能だった」とし 「それは朴槿恵大統領と崔順実に捧げた数百億の賄賂の代価だった。 財閥総師の金権が大韓民国憲法の上に君臨するのであれば、これ以上大韓民国に希望はない」とし、 鄭会長の処罰と拘束を要求した。

1月10日午後7時には良才洞の現代車本社前で ハン・ガンホ烈士300日追慕祭が開かれる。

▲朴槿恵政権退陣非常国民行動財閥総師拘束特別委員会キム・テヨン委員長[出処:キム・ハンジュ記者]

▲「特検の前の特検」演劇をする参加者[出処:キム・ハンジュ記者]

▲「特検の前の特検」演劇をする参加者[出処:キム・ハンジュ記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-01-18 02:29:49 / Last modified on 2017-01-18 02:29:49 Copyright: Default

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