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ペク・ナムギ農民の死亡に関する警察庁国政監査、セヌリ党不参加

混乱で警察庁長官の質問なく

キム・ハンジュ記者 2016.09.29 15:20

ペク・ナムギ農民の死亡と解剖検査令状発布に対する質問が予想された国会安全行政委員会での 警察庁国政監査がセヌリ党の不参加で混乱した。

▲イ・チョルソン警察庁長官

安行委国政監査は9月29日午前10時に予定されていた。 警察庁は国政監査の被検査機関として出席した。 警察庁のイ・チョルソン長官、キム・グィチャン次長他22人の警察庁の幹部が参加した。 だがセヌリ党の「国政監査ボイコット」で国政監査は混乱し、質問は行われなかった。 安行委委員長の柳在仲(ユ・ジェジュン)議員室はワーカーズとの通話で 「党論によって参加しない」という意を明確に明らかにした。

共に民主党安行委の朴南春(パク・ナムチュン)幹事は 「昨日(9月28日)ペク・ナムギ農民に対する令状が発行された。 事案が大きい問題だけに、国民におしらせするのが道理」とし、 今回の国政監査の重要性を伝えた。

朴南春議員は 「強制的に司会権を履行したいが、国民は与野が共に国定を論じる姿を望んでいる。 今日は強制的に司会権を行使しない」と明らかにした。

▲空のセヌリ党議員席

朴南春議員室は国政監査が混乱した後、ワーカーズとの通話で 「国会法第50条5項(委員長が議事進行を拒否すれば、所属議員数が多い交渉団体所属の幹事の順で委員長の職務を代行する)により司会権を委譲できる。 今回の国政監査はセヌリ党に機会を与えた。 だが次の国政監査でもセヌリ党がボイコットすれば、司会権を委譲する」と伝えた。

この日、朴南春議員は光州11号放水車のCCTV映像を公開した。 動画には放水車がデモ隊に対して直接3回直射放水する様子が写っていた。 朴南春議員は「映像でわかるように、警察は警告散水をしなかった。 左右に振って撃ちもしなかった」と声を高めた。

▲共に民主党の朴南春議員が29日に開かれた安全行政委員会警察庁国政監査で公開した光州11号放水車CCTV映像の一場面。赤丸内が倒れた当時のペク・ナムギ農民[出処:朴南春議員室]

民主党の表蒼園(ピョ・チャンウォン)議員は 「国政監査の証人として出席した多くの警察幹部は、私もよく知っている。 だが何もなかったように握手することはできなかった」と心境を伝えた。 また表議員は「警察はペク・ナムギ農民の焼香所設置を事前に遮断した。 検事は25日に検視・検案の時に遺族の同意ない強制解剖検査はしないといった。 だが令状を請求し、発行された。 もうこれ以上、率直な回答は期待できない」と話した。

共に民主の陳善美(チン・ソンミ)議員は 「セヌリ党は行政府に向かう批判を国会に回すためにボイコットしている」とし 「政争に没頭するばかりで行政府を擁護するセヌリ党は、 立法府の役割を破壊した」と伝えた。

続いて同党のキム・ジョンウ議員も 「警察庁は令状発布で対立を誘発する意図が見える」とし 「その意図はミール、ケイ・スポーツ財団の不正疑惑を隠そうとするものではないか」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-09-30 21:09:06 / Last modified on 2016-09-30 21:09:06 Copyright: Default

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