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地震は続くが...原発使用済核燃料の飽和率が82.8%に迫る

月城敷地の使用済核燃料の飽和率が最高

チャムセサン編集チーム 2016.09.20 11:27

最近、数回の地震が続く中で、 全国の原発での使用済核燃料飽和率が一杯になっているという事実が明らかになって論議がおきそうだ。

兪承希(ユ・スンヒ)議員(共に民主党)は原子力安全委の資料を引用し、 2016年6月現在、4か所のサイトの25の臨時保存施設で、 すでに使用済核燃料総保存可能容量が82.8%になっていることが明らかになったと述べた。 近い将来、各原発サイトは受け入れ不能状態に達する展望だ。

兪承希議員によれば、特に月城原発サイトが保存容量の割合が最も高く、83.5%だった。 今年2016年に飽和すると予想されていた古里サイトの場合、 当初の保存容量が6494本で保存量が87.4%に達する水準だったが、 最近の最大保存基準の変更で保存容量を1500本に増やし、結果として累積保存割合を71%まで下げた。

号機別には、ハヌル2号機が97.1%で最も高く、 月城3号機(94.8%)、古里3号機(94.5%)、古里4号機(92.2%)、ハヌル1号機(91.0%)等の保存容量が90%を越えていた。

兪承希国会議員は 「高レベル核廃棄物の保存能力が近い将来飽和状態になるのに、 使用済核燃料の処理対策については議論も始められない状況」とし 「しかも原発や廃棄場の周辺での地震の危険まで発生している状況では、 原発依存度を下げて新規の原発建設を中断することが政府がするべきこと」だと強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-09-22 12:04:59 / Last modified on 2016-09-22 12:05:00 Copyright: Default

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