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民主労総「殺人鎮圧政権の居直り公安弾圧テロを許さない」

2015年11月21日(土)ピョン・ベクソン記者 n7349794@naver.com

▲民主労総が「民主労総8箇所の事務室暴力的押収捜索糾弾緊急記者会見」を開き「民心の怒りを逸らすために企画された政権次元の公安弾圧」と指摘した。(c)ピョン・ベクソン記者

民主労総は11月21日、 警察の事務室押収捜索を「朴槿恵政権の公安弾圧」と規定し、 強力に対応すると明らかにした。

民主労総は京郷新聞ビルの前で 「民主労総8箇所事務室暴力的押収捜索糾弾緊急記者会見」を開き、 「今回の奇襲押収捜索は、11月14日の民衆総決起平和行進の源泉封鎖とペク・ナムギ農民を死地に追いやった放水銃殺人鎮圧で傾いた民心の怒りを鎮めるために企画された政権次元の公安弾圧」とし 「デモ群衆は殴りつけ、銃で殺してもいいというような極端な妄言を続ける政権の狂気は単に言葉で終わらないことを今日目撃した。 このような公安テロに対し衝撃と怒りをしずめることができない」と話し 「無差別召還と逮捕、奇襲押収捜索など、狂気じみた公安弾圧への強力な対応方案を議論し、 民主的な権利を弾圧し、労働者の生存権を奪う政権に厳重な責任を問う」と明らかにした。

チェ・ジョンジン首席副委員長は 「民主労総創立以来、全面押収捜索は初めて」だとし 「なぜ民主労総が民衆総決起をしたのか、その理由を知ろうともせず、 憲法裁判所が違憲判決をした車壁の設置や殺人的な放水銃使用などの殺人的デモ鎮圧でペク・ナムギ農民を重態にさせた」と話し 「このような公安テロに衝撃と怒りをしずめることができない」と声を高めた。

▲糾弾発言をしているチェ・ジョンジン民主労総首席副委員長. (c)ピョン・ベクソン記者

公共運輸労組のチョ・サンス委員長は 「警察は民衆総決起集会だけでなく、年初からのすべてのイベントについて押収捜索を行っている」とし 「民衆総決起集会で起きた一部の問題を理由に労組活動を監視し査察するということ」と指摘した。

金属労組のキム・サング委員長は 「政府が労働者たちの怒りを誘発し、ストライキを誘発しておきながら、 暴力集会を口実に公安弾圧をしている」とし 「労働弾圧を中断し、労働改悪法案を撤回しなければ闘争に立ち上がる」と声を高めた。

民主労総は緊急記者会見文で 「民主労総は反民生・反労働政策を強行する政府与党の挑発を座視しない。 民主労総中央執行委員会は、公安弾圧への対応はもちろん、労働改悪強行に対する強力な闘争計画も再度議論し、 弾圧と犠牲に屈することなく民主主義と2千万労働者の生存権を守る」とし 「労働改悪に対する怒り、殺人鎮圧に対する怒り、その火にお前たちは油を注いでいる」。 今日のこの代価を必ず払わせる。 民主労総の運命を賭して約束する」と朴槿恵大統領に対し警告のメッセージを伝えた。

ソウル地方警察庁は11月14日の民衆総決起大会で民主労総が不法暴力デモを主導したという容疑で、 民主労総中央事務室とソウル本部、金属労組、金属労組ソウル支部、公共運輸労組、建設産業連盟、建設労組、プラント建設労組を押収捜索した。

▲警察が押収捜索した物品を入れたボックスを民主労総事務室から持ち出している。(c)ピョン・ベクソン記者

▲警察が民主労総事務室を押収捜索している場面. (c)ピョン・ベクソン記者

原文(労働と世界)

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2015-11-22 01:33:04 / Last modified on 2015-11-22 01:33:05 Copyright: Default

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