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旭社内下請労組、亀尾市庁前で座り込みに突入

亀尾市「労使民政協議会を開いて可能な役割を検討する」

チョン・ヨンギル記者 2015.10.05 15:12

10月5日午前、旭社内下請労組が慶尚北道亀尾市に対して大量解雇事態解決を要求し、 市庁前でテント座り込みに突入した。

[出処:旭社内下請労組]

亀尾市にある多国籍企業の旭硝子は、亀尾市から土地無償賃貸など各種の恩恵を受けていたが、 労組が結成されると下請企業との契約を解約した。 これにより170人の下請企業所属の労働者が解雇された。

最近の国政監査でも、請負契約期間満了前の一方的な契約解止による下請法違反の容疑と不当労働行為などの旭硝子解雇問題が指摘された。 労組は旭硝子が慶尚北道や亀尾市から特典を受けたのだから、 亀尾市が問題の解決に動くよう要求してきた。 これまで亀尾市は労組との面談などの場で 「問題はあるが、権限がない」とし、一歩後退していた。

旭社内下請労組のチャ・ホノ委員長は 「亀尾市から特典を受けた企業で大量解雇が起きたのに、亀尾市は解決する権限がないといって手をこまねいている」とし 「旭の大量解雇事態を解決するための署名運動に亀尾市民3万2千人が署名したのだから、 亀尾市が積極的に問題解決に動かなければならない」と話した。

労組は亀尾市が事態解決に動くまで、 旭硝子工場前での座り込みと共に市庁前でも座り込みを続ける計画だ。

亀尾市のファン・ジョンチョル経済通商局長は 「現在、亀尾労働支庁で調査をしているので、私たちが仲裁に動くのは難しい」が、 「社会的な問題があるので労使民政協議会を開き、私たちに何ができるのかを検討する計画」と話した。

続いて「(労組が)テントまで張るのは正しくないと思う」とし 「これについての対応は検討中」と話した。

5月に請負業者のGTSに所属し、旭硝子で働いていた労働者約140人は、 勤労条件改善を要求して旭社内下請労組を結成した。 1か月後の6月30日、旭硝子はGTSとの請負契約の解止を一方的に通知し、 GTSは8月まで希望退職を受け付けた。 現在、希望退職に応じない労働者50余人は不当解雇事態解決を要求している。

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-05 21:53:38 / Last modified on 2015-10-05 21:53:39 Copyright: Default

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