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「4・16連帯を押収捜索すればセウォル号が忘れられると思うのか」

4・16連帯押収捜索、黄教安式公安統治を非難

キム・ヨンウク記者 2015.06.20 18:04

6月19日午前、警察がセウォル号惨事の遺族と市民社会団体で構成された 「4月16日の約束国民連帯(4・16連帯)」の事務室と、 朴来根(パク・レグン)、キム・ヘジン運営委員長の車両を押収捜索し、 黄教安(ファン・ギョアン)総理の初の作品だという非難があふれている。 警察は朴来根運営委員長が所属する団体の「人権中心サラム」事務室とキム・ヘジン運営委員長が所属する「全国不安定労働撤廃連帯」の事務室も押収捜索した。

4・16連帯によれば、警察は昨年のセウォル号惨事100日追慕集会、今年の惨事1周年の日程などで、 集会およびデモに関する法律、一般交通妨害、特殊公務執行妨害違反などの容疑を適用し、 集会の内容を含む文書、4・16連帯とセウォル号国民対策会議の組織図を探そうとしたという。

押収捜索の知らせにより、セウォル号遺族と4・16連帯の会員は午後4時、 中区の4・16連帯事務室の前で記者会見を行い 「すべての国民が追慕する心を集める場に、いつもいなかった国家は、 今やそれを不法として断罪するための刃を振り上げた」とし 「われわれは4・16連帯に対する弾圧をセウォル号惨事の被害者とその家族を狙うものと見る」と警告した。

特に今回の押収捜索が黄教安総理の承認直後に発生したため、黄総理に対する非難も続いた。 新政治連合は論評を通じて「黄教安総理承認後、初めての作品がセウォル号関連団体の押収捜索だということは苦々しい。 すでに公安総理の憂慮が現実になっているのではないか心配だ」と指摘した。 続いて「今はセウォル号団体を押収捜索する時ではなく、 セウォル号施行令改正に対し、青瓦台が明らかな立場を表明する時」と指摘した。

正義党も論評を通じて 「4・16連帯の押収捜索は、本格的な公安国家宣言」とし 「朴槿恵(パク・クネ)大統領がなぜ全力で黄教安総理を任命しようとしたのか、よく分かる」と批判した。 続いて「そんなにセウォル号の記憶を消したいのか。 こうすれば忘れられると考えているのか」と尋ね、 「恥ずかしいことがあるのなら、国民を困らせるのではなく反省するべきだ」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-22 02:50:15 / Last modified on 2015-06-22 02:50:16 Copyright: Default

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