サイバー亡命ではなく3・1サイバー独立宣言「あちこち監視中」

サイバー査察の被害者たちが万民共同会...サイバー査察禁止法の立法請願を準備

チョン・ジヌ前進歩新党副代表のカカオトーク・サイバー査察被害者たちが3月1日、 サイバー亡命ではなくサイバー監視国家からの独立を宣言し、 サイバー査察禁止法案の立法請願運動など、本格的な行動に突入した。

「サイバー査察緊急行動」は午後1時、曹渓寺韓国仏教歴史文化記念館で 「サイバー査察被害者万民共同会」を開き、 サイバー監視国家独立宣言文を採択し、参加者と共に共同の約束を作った。

万民共同会に参加した約100人の被害者は 「我らはここにインターネット利用者の独立した主権者であることを宣言する」で始まる独立宣言文を朗読し 「我に固有の権利を護全し生旺の楽を飽享し、自足の独創力を発揮し輝くサイバー文化をまばゆいばかりに花咲かせる」と宣言した。

また参加者たちが色紙に書いた独立宣言公約(約束)を5項目に分類し、核心決議事項を作った。 参加者たちは5項目の公約で △サイバー査察禁止法を制定しよう、 △サイバー監視国家から独立しよう(独立運動を力強く最後まで!)、 △監視査察への処罰を強化しよう、 △表現の自由、考える自由に対する侵害に萎縮しない、 △自分の情報人権を保護するために最後まで戦おうと約束した。

参加者たちはまた、サイバー査察緊急行動で立法請願を議論しているサイバー査察禁止法(通信秘密保護法一部改正法律案)立法請願にも参加した。 西江大法学専門大学院の李昊重(イ・ホジュン)教授はサイバー査察禁止法を提案する理由について 「大統領に対して少し文句を言えば名誉毀損罪で処罰する世の中で、 果たして国家権力の監視と査察から安全なのか疑問を感じる」とし 「すでに通信秘密保護法と電気通信事業法に関連の規定があるが、 主に捜査機関が簡単に押収捜索をして通信資料を持っていくことができる。 この際、確実に統制できるように強化された法を作ろうという趣旨」と説明した。

李昊重教授は 「サイバー査察禁止法案の基本方向は、令状主義を強化して令状発布要件を厳格にすべきであるだけでなく、 通信秘密の自由を享受する情報主体(市民)の統制権を強化しなければならない」とし 「現在、通信資料は令状がなくてもよく、加入者情報は警察が事業者に加入者確認を要請すればそのまま渡される。 こうしたことは令状を取るようにしなければならない」と説明した。

李教授は「情報主体としての市民が、どんな査察があって、 いつ、どのように、なぜ自分の情報を持っていったのかがわかるようにしなければならない」とし 「最も重要なことは、市民が国家権力の査察に対して直接統制できる制度を作り、 実践する運動に進むことだ」と強調した。

チョン・ジヌ前副代表と同じチャットルームにいたという理由で査察の被害者になった民衆歌手のヨン・ヨンソク氏は、 公演すると共に「政府は国民を潜在的犯罪者だと思い、頭の中や考えを見たい観淫症があるようだ」とし 「サイバー査察に対して共同で実践することについて考えたことはなかった。 とても重要な問題だと考えて、一緒に行動を決心する契機にしたい」と話した。

査察被害者のイ・ドンス画伯は、サイバー査察監視虫の漫評などを紹介して 「この問題にきっちり対応しなければ、これからも査察は繰り返される」とし 「からだについたホコリや細菌は払いのけることができるが、 私たちのからだについたあらゆる監視虫にはなぜ無感覚なのかを振り返らなければならない」と説明した。

チョン・ジヌ前副代表は「今日の独立宣言文だけでなく、 独立宣言の趣旨に同意する方々とさらに情報を交換し、強い力を作りたい」とし 「歴史的な独立宣言文に力と心を集めよう」と訴えた。

参加者たちは午後3時には曹渓寺入口で記者会見を行い、 集団でサイバー独立宣言文を朗読した後、鍾路警察署まで行進した。

サイバー査察緊急行動のチャン・ヨギョン執行委員長は 「鍾路警察署は釈然としない理由で光化門広場までのデモ行進を禁じただけでなく、 チョン・ジヌ前副代表に最初にサイバー査察押収捜索を始めたところだ」と鍾路警察署デモ行進の背景を説明した。 参加者たちは鍾路警察署の前でサイバー査察を糾弾し、サイバー独立万歳三唱を叫んで万民共同会を終えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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