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沈サンジョン「現代車、今回の国政監査で国会に呼ばれないように」

「4月の補欠選は第3の政治勢力結集の契機」

キム・ヨンウク記者 2015.02.27 12:26

2月26日、現代自動車のサブ生産工程も社内下請勤労者の使用は不法だという大法院判決について正義党の沈(シム)サンジョン院内代表は、 現代車が社内下請正規職化の決断をしなければ、今年の国政監査でもこの問題を強く扱うという警告を送った。

サンジョン院内代表は2月27日のCBSラジオとのインタビューで 「現代車非正規職の不法派遣問題は、すでに2004年に労働部が不法派遣と判定し、それを11年間引き延ばしてきた」とし 「訴訟の過程で1審、2審とも現代車側は勝訴しなかったのに、 司法的判断を求めるという口実で不法派遣の問題で時間稼ぎで粘り、 今回は最終結果が出たのだから現代車は判決を謙虚に受け入れなければならない」と要求した。

▲2010年現代車非正規職労働者は不法派遣労働者の正規職化を要求して現代車蔚山工場を占拠した。[出処:チャムセサン資料写真[キム・ヨンウク記者]]

沈院内代表は「鄭夢九(チョン・モング)会長が度量が大きい決断をしていただかなければならない」とし 「昨年の現代車営業利益は7兆5500億なのに、不法派遣問題を解決するためにはこの営業利益の5%内外ですべて解決する」と付け加えた。

続いて「これまで政府が不法派遣を幇助し、司法府が遅く判決をして、検察は綿棒処分だったと暗黙的に認められたのに、 今になって、さらに固執すれば国民は容認できない」とし 「しっかり解決して、今回の国政監査の時には現代自動車が国会に呼び付けられることがないようにしてほしい」と強調した。

続いて「7年も10年もかかる訴訟構造を変えなければならない」とし 「労働者たちがストライキをする時、損害賠償や指導部の拘束・判決、そうした部分はすぐ出るのに、 労働者の地位や権利を主張する訴訟はあまりにも長くかかるので、労働法院の導入が至急だ」と提示した。

沈院内代表は同日、大法院がKTX乗務員に対してはコレイルの元請職員ではないと判決したことに対しては 「サービス業の場合、現場での指示や監督行為が乱舞しても、証拠があまり残らない」とし 「相変らずサービス業種は不法派遣についての判断の混乱がとても大きく、 勤労者派遣の判断基準に関する指針を根本的に検討しなければならない」と指摘した。

一方、サンジョン院内代表は4月の補欠選と国民の会などの進歩政治再編関連の流れについて 「今回の補欠選は第3の政治勢力が結集する契機になるだろう」とし 「労働党や国民の会新党推進委などそれぞれの立場がある程度定立すれば、 それに基づいて相互に調整や協力連帯の方案を導出でき、 春三月になれば補欠選についての協力方案が具体的に議論されるだろう」と展望した。

4月の補欠選に関して「新政治連合は光州の執権勢力と同じ既得権勢力」とし 「その点で、新政治連合を除く他の第3勢力との連帯と協力が議論の焦点になるだろう」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-02-28 22:59:39 / Last modified on 2015-02-28 22:59:40 Copyright: Default

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