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民主労総、初の直選委員長をめぐり最終決戦に突入

1・2位ハン・サンギュン-チョン・ジェファン決選投票17日に開始…23日開票

キム・ヨンウク記者 2014.12.17 11:25

12月17日、民主労総の委員長・首席副委員長・事務総長の直接選挙制による決選投票が始まり、 歴史的な初の組合員直接選挙で民主労総の委員長が誕生する。

民主労総役員選挙の決選には本戦記号2番のハン・サンギュン(委員長)-イ・ヨンジュ(事務総長)-チェ・ジョンジン(首席副委員長)候補組が14万644票、得票率33.5%で1位に進出した。 得票率2位で決選に進出した記号4番のチョン・ジェファン(委員長)-ナ・スンジャ(事務総長)-ユン・テックン(首席副委員長)候補組は13万9809票、33.3%の票を得た。 本戦投票で落選した記号1番のチョン・ヨンゴン候補組は20.3%(8万5158票)、 記号3番のホ・ヨング候補組は9.7%(4万775票)をそれぞれ得票した。

最終決選に残ったハン・サンギュン候補組とチョン・ジェファン候補組は、 対政府闘争方式と進歩大統合の問題をめぐり立場の違いが大きかった。

ハン・サンギュン候補組は来る2015年を核心対政府闘争時期と見て、ゼネストで朴槿恵政権との全面戦争をすると明らかにした。 主要公約も「2015年労働者生かすゼネスト」だ。 ハン・サンギュン候補組はチョン・ジェファン候補組側の進歩大統合の公約に対し 「自己反省のない進歩大統合はもうひとつの失敗を生む」と明確に反対した。

チョン・ジェファン候補組は2015年の内部闘争力量準備期を経て、 総選挙と大統領選挙が予定される2016年〜17年に準備された闘争に立ち上がると明らかにした。 チョン・ジェファン候補は労働中心現場中心の「進歩大統合」を核心公約の一つに提示し、 自らが準備された統合指導部であることを強調した。

当初は67万人の組合員が直接参加する直接選挙制だけに、進歩大統合を打ち出して民主労総最大政派連合で構成されたチョン・ジェファン候補組が最多得票をするという観測が多かった。 だが本戦最終投票の結果は一部の現場-左派グループ独自候補のハン・サンギュン候補組が1位を占めるという異変が発生し、 決選投票の結果も予想は容易ではない。 ハン・サンギュン候補組が異変を起こした背景には77日間の双竜車玉砕ストライキ当時、 闘争を率いたハン・サンギュン前支部長の大衆性と、 政派連合の候補組と差別化された鮮明性、進歩大統合に食傷ぎみの組合員の選択、 3位候補との票分散などだったという評価が多い。

今回の決選投票は17日に始まり、23日午後6時まで進められる。 開票は本戦と同じように23日の夜中に開票作業が行われ、翌日午前中に輪郭が現れ、 午後には暫定集計結果が出てるものと予想される。 だが薄氷の勝負になると、最終勝負の結果はさらに翌日になる可能性もある。 今回の決選投票は4候補組が立候補した本戦投票と違い、 過半投票制の適用なく投票者のうち過半数の得票者が当選者として選出される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-12-17 23:41:24 / Last modified on 2014-12-17 23:41:25 Copyright: Default

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