ユミンの父キム・ヨンオ、「セウォル号法施行令もしっかり監視」

実務者の処罰を越え、本当の責任者の捜査を要求

セウォル号真相究明特別法が国会を通過したが、 セウォル号遺族はまた施行令の文言一つ一つを几帳面に監視することに また力を入れている。

セウォル号惨事遺族ユミンのお父さんキム・ヨンオ氏は11月12日、CBSラジオとのインタビューで 「施行令の言葉一つで違う。 『しなければならない』と『することができる』、こうした言葉一つで聴聞会が開かれたり開かれなかったりする」とし 「(政府は)表面では(真相究明を)言っているが、内心ではどうすれば真相を隠せるかということだけに頭を使っている」と指摘した。

キム・ヨンオ氏は続いて 「われわれ遺族だけでなく、国民が共に手伝って、 きちんとした施行令になることを監視して必ず見守ってほしい」と頼んだ。

キム・ヨンオ氏はこれから行われる海上警察123艇長に対する業務上過失致死傷事件の裁判について、さらに高位の責任者に対する明確な捜査と裁判を進めるべきだと強調した。 キム・ヨンオ氏は「123艇長の業務上過失致死容疑でこの事件を終わらせようとしているようだが、これは実務者の処罰」とし 「私たちは本当の責任者を処罰しようと叫んできました。 それよりさらに高い職位で実際に統率した人々がなぜ救わなかったのか、 救うことができなかったことの責任を取らなければならないのではありませんか?」と反問した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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