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民生が緊急だと言うのに鄭義和議長の散開にセウォル号交渉で腹いせ

国会正常化緊急代表会談の要求を10分で拒絶

キム・ヨンウク記者 2014.09.28 23:04

9月28日午前11時、新政治連合の文喜相(ムン・ヒサン)非常対策委員長が記者会見を行い、 セウォル号特別法制定と国会正常化のための緊急代表会談を要求したが、 セヌリ党は10分で交渉はしないと釘を刺した。 セウォル号交渉パートナーの李完九(イ・ワング)セヌリ党院内代表は、 新政治連合からの電話も受けていないという。

9月26日、鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長がセヌリ党議員153人が集まった中で国会本会議を開いた後、 30日までにセウォル号交渉を終えるとし、10分で散会を宣言したことに対する腹いせというわけだ。 セヌリ党は鄭義和議長の辞任にまで言及し、 鄭議長が交渉のマジノ線として提示した30日までセウォル号交渉をしないという意地悪を働かせている状況だ。

▲26日、朴映宣新政治連合院内代表とセウォル号法議論を終えて出てきた李完九セヌリ党院内代表(中央)、金在原院内首席副代表(左)、朱豪英政策委議長(右)

文喜相非対委員長は記者会見で 「セウォル号惨事の最大の責任は誰がなんと言っても政府と与党にある。 山積した民生懸案を前に置いて与野が意地を張り合っている時ではない。 もう政略的な政治を止め、度量が大きな政治に共に動くべき時」とし、 「国会正常化のために可能なすべての対話チャンネルの復元を訴え、 特に金武星(キム・ムソン)セヌリ党代表に与野代表会談を緊急に提案する」と訴えた。

文委員長は「今日、今すぐにでも会ってセウォル号特別法制定の問題と国会正常化の問題を太っ腹に一括妥結することを切実に望む」とし、 金武星代表の肯定的回答を待つといった。

だが金栄宇(キム・ヨンウ)セヌリ党首席報道担当者は、 文喜相委員長との会見の直後に 「セウォル号特別法交渉に関してすべての責任を青瓦台と与党だけに転嫁する方が居直り」とし 「セウォル号特別法ワンショット妥結だけに固執して、 他の民生法案を処理しないのは議会民主主義に正面から挑戦するもの」だと 代表会談を公式に拒絶した。すべての対話チャンネルも閉じた。

セヌリ党が30日と予告した本会議開会までセウォル号交渉を拒否し続ければ、 事実上、新政治連合は深い悩みに陥るほかはない。 鄭議長が一度決断して本会議を延期しただけに、30日の本会議参加はどうしようもない状況になった。 与党が国会交渉パートナーの新政治連合を崖っぷちに追い立てる意図を露骨に示したわけだ。 これは26日に単独本会議をしてでも国会を正常化させるというセヌリ党の名分が、 野党追い詰めに過ぎなかったことを示すポイントだ。 鄭議長が国会正常化のための4日間という時間を用意したが、 腹いせのように新政治連合を政治的に攻撃することだけに没頭しているためだ。

新政治連合の兪銀恵(ユ・ウネ)院内報道担当者はこの日の午後のブリーフィングで、 両党代表が動いて突破口を用意しようという懇切な提案も直ちに拒否し、 対話の扉をしっかり閉じている」と非難した。

兪報道担当者は 「民生が緊急だと言いながら交渉はしないと言い、 交渉のすべての準備ができていると言いながらこれ以上交渉はしないと言って交渉の窓口を閉ざすような詭弁と二重性がどこにあるか」とし 「まさに国会の当然の責務を放棄し、妨害しているのは巨大執権与党、セヌリ党だ。 セウォル号特別法制定と国会正常化のための新政治民主連合の努力にセヌリ党が答えろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-29 07:44:26 / Last modified on 2014-09-29 07:44:28 Copyright: Default

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