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鄭東泳、「朴映宣、セウォル号法処理過程で民主的リーダーシップを軽く見た」

李相敦招聘の試みも「荒唐」、「単純な発想」を批判

キム・ヨンウク記者 2014.09.18 11:53

朴映宣(パク・ヨンソン)新政治民主連合院内代表を政治に引き込んだ鄭東泳(チョン・ドンヨン)新政治連合常任顧問が、 朴映宣院内代表が民主的リーダーシップと党アイデンティティ問題を軽く見たときびしい発言をした。 また李相敦(イ・サンドン)教授の非常対策委員長招聘の試みについて、アイデンティティをきちんと検証できない単純な発想だったと批判した。

鄭東泳顧問は9月18日の平和放送ラジオとのインタビューで、 朴院内代表の党革新試みが失敗した原因について 「民主的なリーダーシップと党のアイデンティティをとても軽く見ていたのではないか」と評価した。

鄭東泳顧問は 「セウォル号特別法という重大な問題を処理するにあたり、 とても狭く少数の数人と協議して同意を求め、公開して、反発につきあたる過程を何度も繰り返した」とし 「党代表が特定の議員の家にまで行って協議する姿は、 私党化の議論を呼ぶ余地がある。 さらに公開的で民主的な手続きについて残念な点がある」と指摘した。

鄭東泳顧問は続いて 「党というののは、路線と価値が中心にあるもので、 路線と価値が消えれば権力闘争しか残らない」とし 「党の核心的な価値であるアイデンティティを甘く見たのではないか」と付け加えた。

鄭顧問は「李相敦教授を迎え入れるといった時、 この人を第一野党の党首にむかえるという発想にはあきれた」とし 「党の核心的な価値は路線とアイデンティティだ。 特に民主党の路線の核心といえる太陽政策を最も遠い距離から否定してきた人」と強調した。 鄭顧問は「(李相敦教授は)金大中(キム・デジュン)大統領の太陽政策が北朝鮮の核開発を呼んだと主張してきたし、 『金大統領と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が利敵行為をした、反逆罪で処罰しろ』という、 ほとんど極右のような見解を持っている人」とし 「この人の検証なしで、合理的保守だ、改革的保守だとし、 外縁の拡張に役に立つというのは非常に単純な発想だった」と説明した。

彼は「少なくとも党と共に行こうとこの人を迎えるつもりなら、 太陽政策を利敵行為と規定した考えが変わったのか、 また盧武鉉大統領を反逆罪で処罰しろという発言に反省と省察、または謝罪があったのかを確かめなければならないという点で、 判断ミスだった」と話した。

鄭顧問は、朴院内代表の院内代表職辞任の要求についても 「これまで何回かのミスで党内外の信頼を失ったのは事実」とし 「指導力の核心は信頼であり、信頼を失えば責任を取るのが当然だ」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-19 02:00:14 / Last modified on 2014-09-19 02:00:14 Copyright: Default

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