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金在原、ラジオで遺族内部分裂を助長する発言

「家族対策委内部の話を伝える人がいる…会談参加の目的に疑い」

キム・ヨンウク記者 2014.09.02 13:10

セウォル号家族対策委と会談したセヌリ党の金在原(キム・ジェウォン)院内首席副代表が、 セウォル号家族対策委の内部分裂を助長するような発言を行い、 葛藤をさらに高めている。

金在原首席副代表は9月2日のMBCラジオのインタビューで、 3次会談の混乱について 「3次会談まで来る過程で私たちにに聞こえてくる話は 『与党が自分たちに特検任命権を渡すだろう。 この際、機先を完全に制して交渉で優位に立たなければならない」という話を内部的にした」と伝えた。

「家族対策委の内部でそんな話があったということか」という質問に 金在原首席副代表は 「そのような話を私たちに伝えてくれる人もいた」と述べた。

▲2次遺族との会談当時、金在原首席(左)と李完九院内代表

金在原首席副代表はさらに 「私たちは初めからもう譲歩はできないといったのに、 3次会談では『さらに進展した案を出さなければ対話できない』とし、 捜査権と起訴権の主張を繰り返せば、話にならないと私たちが話しただけ」とし 「それについて対話の意志がなかったとか言えば、 初めから私たちにどんな目的で来たのかむしろ疑うほかはない」とし、 家族対策委に強い不信を表わした。

続いて「(家族対策委に)さまざまな人や構成員がいるので、 そういう過程がちょっと噴出することもある」とし 「これから対話が切れるわけでもなく、 こうしたことが最後までできないわけでもないので 互いに対話する時は、これからちょっと真摯に話してほしい」と述べた。 これは、家族対策委内に異なる意見があるのに会談に参加した家族代表団が内部の意見を握りつぶしているという趣旨で、 遺族内部を分断する意図と解釈される。

しかし家族対策委は3次会談の前から与党が強硬な立場を吐き出し、 不信を助長する態度を続けてきたと指摘した。

家族対策委のユ・ギョングン報道担当者はYTNラジオとのインタビューで 「金在原首席だけでなく、李完九(イ・ワング)代表も 『与党はこれ以上譲歩はできず、自分たちが考える原則を超える交渉をする意思がないということを明確に何回も明らかにされた』」とし 「結局、交渉ではなくて私たちを一方的に説得するための場、 または家族の話を十分に聞く振りを見せるだけの場と判断したので席を立った」と説明した。

続いて「われわれ遺族がどこかの特定の団体に引っぱられ、もてあそばれているというような、 いわゆる背後説というものが度々提起される」とし 「そんな形で私達をとても侮辱し、ユミンのお父さんのキム・ヨンオ氏の主治医であるイ・ボラ先生に与党が身元確認要請まで提出をするなどの事が何度も行われている」と明らかにした。

ユ・ギョングン報道担当者は 「特に一般人犠牲者家族とわれわれ檀園高校犠牲者家族の間に何か分裂があるかのように言いたがる姿も見られる」とし 「3回目の出会いを前に、そんなことが連続的に出てきて、 結局私たち遺族を政治的に利用する目的が大きいようだと判断をした」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-03 10:01:04 / Last modified on 2014-09-03 10:01:05 Copyright: Default

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