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創造コンサルティング労組破壊専門家、労働部のおかげで帰還?

裁判所、懲戒委構成を指摘...労働部「8月中に再懲戒する」

チョン・ジェウン記者 2014.07.21 18:57

裁判所が労組破壊の先頭に立った労務法人創造コンサルティングのシム・ジョンドゥ代表の公認労務士登録を取り消した処分は懲戒委員会構成に瑕疵があるため違法だと判決し、 雇用労働部が口実を与えたという指摘が出ている。

創造コンサルティングは7年間、ユソン企業、サンシンブレーキなど 14の労組を無力化させることに深く介入したことが確認された。

ソウル高裁行政1部(クァク・ジョンフン部長判事)は7月21日、 シム代表が雇用労働部長官に出した訴訟で、 原告敗訴という原審を破棄し、シム代表の主張を認めた。

裁判所は「雇用労働部が懲戒委の委員に 『中央労働委員会3級公務員または高位公務員団に属する一般職公務員のうち 中労委員長が指名する1人』が含まれていなかった」とし 「懲戒委の構成に瑕疵があった」と指摘した。

公認労務士法施行令は、委員長1人を含む7人の委員で労務士懲戒委を構成し、 懲戒委員長は雇用労働部長官が任命する高位公務員団とすることを明示しているが、 雇用労働部は当時6人で構成した。

これに関し、殷秀美(ウン・スミ)新政治民主連合議員は21日に報道資料を出して 「労組破壊の専門家が労働部のおかげで帰還した」とし 「懲戒委をいい加減に構成し、敗訴の口実を提供した労働部は、故意だったのではないのか」と批判した。

続いて「当時の懲戒委の委員長はセヌリ党の労働専門委員のチョ・ジェジョン雇用労働部前労働政策室長だった」とし 「懲戒委を運営するにあたり、手続的瑕疵を知らなかったという点は簡単に納得できない」と伝えた。 チョ・ジェジョン前労働政策室長は現在、雇用労働部新任次官として議論されている人物の1人だ。

殷秀美議員はともに 「最近、忠北、昌原、オチャン地域を中心として労組破壊者シム・ジョンドゥ、 キム・ジュモク労務士が活動を再開したという知らせが聞こえてきている」とし 「彼らの脱法的かつ反憲法的な活動で引き起こされる労働者たちの被害と産業現場の混乱に対し、 労働部はどんな対策を持っているのか注目される」と明らかにした。

雇用労働部のノ・テスン事務官は 「2012年10月の懲戒当時、 中労委員長が指名する1人の一般職公務員がいなかったため、 やむをえず6人で懲戒委員会を構成した」とし 「雇用労働部は8月中に急いでシム・ジョンドゥ代表に対する再懲戒措置をする」と話した。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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