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ユソン企業で労使衝突が頻繁…労働者への暴行で議論

一方的賃金カットに反発...「労組破壊事業主処罰」要求強まる

チョン・ジェウン記者 2014.04.18 18:24

「労組破壊」事業場のユソン企業で労使対立が続く中で、 労組はとうとう4月18日に暴力事態が発生したとし、強く反発した。

全国金属労組ユソン企業支会(ユソン支会)は、忠南牙山工場の一部部署の労働者たちが会社と面談を要求する過程で、 管理者のA氏などがこの日の午前10時30分頃、労組幹部のキム某氏を暴行したと主張した。

被害者のキム氏は近くの病院に運ばれ、左側股打撲傷など全治2週間と診断された。 キム氏は「会社側が組合員たちをいちいち採証をしたことに抗議すると、 管理者らが後から横腹を攻撃し、足を殴った」とし 「病院で左足にギブスをしている状況だ」と話した。

ユソン支会のオム・ギジュン組織部長はこれに関連して 「現場で労使対立が頻繁に起きている」とし 「今日は管理者が拳を振り回すなど、本気で暴力を行使した」と伝えた。

[出処:ユソン企業支会]

[出処:ユソン企業支会]

ユソン支会はこの日の暴力事態の原因について、 会社が組合員を監視・統制し、結局、賃金を「強奪」したと主張した。

ユソン支会によれば、会社は牙山工場生産1部(2人)、生産2部(2人)、検査課(多数)3部で組合員と仁川南東工場(4人)の組合員に対して物量チェックをした結果、 きちんと勤務しなかったとし、賃金を削減した。 3月1か月の勤務期間のうち、15日付の賃金を除き、半月分の賃金だけを4月10日に支払った。

特に賃金が削減された組合員の多くは支会部長、代議員などの労組幹部や活発に労組活動をしている組合員だったため、 ユソン支会は会社が「狙い撃ち弾圧」をしたと主張している。

ユソン支会と3部で組合員たちは会社の措置に抗議して、 この日の午前10時頃から検査課、生産1課などの所属長との面談を要求した。

オム・ギジュン組織部長は 「会社は労組や組合員と一切対話せず、基準も不明確な物量チェックを秘密裏に行った」とし 「会社は勝手に賃金を削減しても面談に応じないばかりか、 日常的に労働者を監視・統制した」と批判した。

続いて「会社は面談の要求を拒否しても合理的な資料を出さず、逆に労組幹部に暴行した」とし 「警備人員を配置して警察機動隊まで出動したが、現在事態は一段落している」と明らかにした。

[出処:ユソン企業支会]

ユソン企業での労使対立が深刻になり、 現場では日常的に労使衝突が起きていることに憂慮の声が高まっている。

ユソン牙山支会のホン・ジョンイン支会長は 「労組が争議行為を行っており、裁判所が労組の争議行為は正当だと判決したのに会社が労使交渉中に暴力事態を起こした」とし 「会社の管理者が日常的に労組を弾圧し、組合員との衝突を続けている」と明らかにした。

ホン・ジョンイン支会長は「最近、会社と労組破壊労務法人 創造コンサルティングに13億ウォンを払うなど、労組破壊情況がまたあらわれた」とし 「先に労組破壊の情況がわかっても労働部と検察は事業部を処罰しなかったため、 事業主が労組弾圧を強行している」と批判した。

一方、会社は組合員の賃金削減と暴力事態について「担当者がいないので取材に応じられない」と二回明らかにした。 ユソン支会によれば、会社は労組が業務妨害したと主張している。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-19 19:13:57 / Last modified on 2014-04-19 19:13:58 Copyright: Default

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