本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:密陽連帯市民に罰金刑宣告
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1396589007088St...
Status: published
View


裁判所、密陽送電塔反対に連帯した市民に罰金刑を宣告

対策委「無理な起訴、とも求刑、罰金爆弾」

チョン・ヨンギル記者 2014.04.03 18:03

昨年、密陽送電塔反対デモに参加した連帯団体の活動家と市民に対して検察が懲役刑を求刑し、裁判所が罰金刑を宣告したわけだが、 密陽765kv送電塔反対対策委は無理な起訴と過度な求刑、罰金爆弾だと反発している。

4月3日、昌原地方法院密陽支院刑事部(イ・ジュンミン判事)は、2013年10月の工事開始直後に丹場面金谷のヘリポートと126番現場進入路で激しい対峙が続いていた時、 公務執行妨害および警察傷害などの容疑で起訴された民主労総大邱本部の イ・ジェシク首席副本部長(45歳)、崔某(42歳、晋州文化団体活動家)、チョ某(22歳、大邱、大学生)氏にそれぞれ罰金500万ウォン、400万ウォン、300万ウォンを宣告した。

[出処:ニュースミン]

イ・ジェシク首席副本部長は 10月3日、金谷ヘリポートで警察と対峙している時に警察の盾を揺さぶり、警察官の腕をつかんで胸を押して傷害を負わせた容疑で起訴されて懲役1年6か月が求刑されたが、 警察官への傷害は認められなかった。

同日、同じ場所で連行された大学生のチョ某氏も、 警察官の帽子を奪い、腹部を蹴った容疑で起訴されて懲役1年を求刑されたが、 警察暴行の部分は、やはり認められなかった。

崔某氏も10月5日、府北面位良里トバン村の 126番進入路で対峙していた状況で、警察官との小競合いで傷害の容疑で起訴されて懲役1年6か月が求刑されたが、 警察官傷害の容疑は認められなかった。

1審宣告の後、密陽765kv送電塔反対対策委は論評して 「宣告された判決が高いとすれば、検察が懲役1年6か月〜1年の重刑を求刑したのは非常に過度だったということだ」とし 「『無理な起訴と求刑、罰金爆弾』というサイクルが、密陽送電塔でも繰り返されている」と明らかにした。

それと共に 「むしろ密陽送電塔現場では、警察の暴力により今まで100人をはるかに越える応急搬送者が発生した」とし 「衝突の一次的な責任は、環境影響評価事項をわざと破り、すべての現場にヘリコプターを飛ばせた韓国電力にあるのに、これに抵抗する行為で発生した衝突に対し、小競合いの部分だけが立証されたが、三人に都合1200万ウォンの罰金を宣告したのは過度であり、直ちに控訴する」と明らかにした。

また、対策委は「事業施行者が犯した手続的な誤りと違法、そして公権力の暴力に対しては寛大だが、これに抵抗する住民と連帯市民にとってはあまりにも苛酷だ」とし 「裁判所の判決に遺憾を表明し、また恥をかいた警察と検察の覚醒を要求する」と明らかにした。(記事提携=ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-04 14:23:27 / Last modified on 2014-04-04 14:23:27 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について