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「双龍車解雇者拘束と損賠、直ちに解除しろ!」

双龍車氾国民対策委、キム・ジョンウ前支部長釈放と47億の損害賠償撤回を要求

ペク・イルジャ記者 2013.12.09 15:26

「人間らしく生きる権利、いや人と認められる権利のために双竜自動車労組の 方々は寒さと暑さ、そして色々な蔑視の中でも大漢門脇を守ってきた。大漢門 脇の座り込みテントは、現在わが国で人権が置かれている状況を示す象徴だった。 前回の中区庁のテント撤去で韓国の人権はまた崩れ、今回のキム・ジョンウ前 支部長に対する裁判所の判決は、崩れた人権をまた踏みにじったのだ」 ―キム・ジョンウ前支部長拘束に対する法律的意見、 パク・チュミン弁護士(民主社会のための弁護士の会)

[出処:双竜車氾国民対策委]

キム・ジョンウ双竜車前支部長への実刑宣告と双竜車解雇者らに対する裁判所 の47億損害賠償判決など、解雇者らに苛酷な裁判所の判決が続いているなかで、 金属労組双竜車支部と双竜車汎国民対策委員会は12月9日午前11時、ソウル中央 地法前でこれを糾弾する記者会見を開いた。

ソウル地方裁判所は12月2日、6月10日に連行されて拘束されたキム・ジョンウ 双竜車前支部長に対して、一般道路交通妨害と特殊公務執行妨害などの容疑で 懲役10か月を宣告した。これより前の11月29日、水原地裁平沢支院は大韓民国 と双竜車会社が解雇労働者に請求した約47億ウォンの損害を賠償しろと判決した。

双竜車氾国民対策委は、キム・ジョンウ前支部長への実刑宣告に対し「ソウル 行政法院は、南大門署長が大漢門焼香所の一帯に指定した屋外集会禁止区域を 違法と判示した。しかし合法的な集会場所の大漢門焼香所に不法に乱入し暴力 を使った警察ではなく、丸腰で抵抗したキム・ジョンウ前支部長が拘束された」 とし「集示法により認められているため、法的にも撤去ができない焼香所を撤 去した中区庁は正当、これを阻止しようとしたキム支部長の行動を不法とした」 と批判した。

ソウル行政法院は6日、クォン・ヨングク弁護士(民主社会のための弁護士の会)が ソウル南大門警察署長を相手に出した屋外集会禁止通告処分取り消し訴訟で 「大漢門前の双竜車焼香所設置を防ぐために花壇を設置し、集会およびデモを 認めなかった警察と中区庁の処分は違法」と判決した。

パク・チュミン弁護士(民主社会のための弁護士の会)は「道路交通の円滑さの ために、集会の自由を、それも警察が、すでに適法だとまで判断された集会の 自由の侵害を正当だと裁判所が判断した」とし「価値が転倒したおかしな判決」 と抗議した。双竜車支部はこの日、キム・ジョンウ前支部長の控訴を申請した。

[出処:金属労組双竜車支部]

双竜車支部はまた、解雇労働者に請求された47億の損害賠償のうち「特に警察 の損賠13億7千万ウォンに対し、裁判所は労働者たちに100%の責任を負わせた。 双竜自動車不法整理解雇の不当性と、その過程での暴力性が国民的公憤を引き 起こした状況なのに、それに対する考慮と判断は全くなかった」とし「今回の 双竜車損賠がブレーキなく進められれば、これはさらなる死を予告するとしか 言えない」と強調した。

記者会見の参加者たちは「同僚を守ろうとして拘束されたキム・ジョンウ前支 部長の釈放と損賠仮差押えの撤回から双竜車問題解決の第一歩を始めなければ ならない」と要求した。

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者です。 この記事はニュースセルにも掲載されます。 チャムセサンは筆者が自分で書いた文章の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-10 05:56:20 / Last modified on 2013-12-10 05:56:21 Copyright: Default

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