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密陽住民、16日間の450km徒歩巡礼終了...ソウル入城

12日「ソウル巡礼」を開始…人権、環境、労働界と市民が参加

ユン・ジヨン記者 2013.11.12 14:21

密陽送電塔工事中断を要求して全国縦断をしていた密陽の住民たちが450kmの全国巡礼を経て、11月12日にソウルに入城した。密陽の住民たちはこの日のソウル巡礼を最後に大漢門前で全国縦断徒歩巡礼を終える予定だ。

徒歩巡礼団と密陽送電塔全国対策会議、密陽765kV送電塔反対対策委員会は11月 12日午前10時、三成洞の韓電本社前で記者会見を行って、徒歩巡礼最後の プログラムのソウル巡礼を始めると明らかにした。

これに先立ち、密陽市上東面金湖村のパク・チョンギュ里長と住民のパク・ム ニル、チョン・テホ氏は、20日間のハンストの直後に全国縦断に出た。彼らは 10月28日に密陽を出発し、大邱、漆谷、永同、大田、世宗、天安などを通り、 ソウルに入城するまで16日間、450kmを徒歩で移動した。

パク・チョンギュ里長は「徒歩巡礼の間に会った多くの国民は密陽送電塔事態 について知ってはいたが、韓電が私たちに何をしたのか、電源開発促進法が何 かなどはあまり知らない」とし「言論が詰まった状況だけに、口から口へでも 伝わり、韓国の国民すべてが正確な真実を知らなければと訴えた」と語った。

密陽市上東面ヨス村からきた住民のキム・ヨンジャ氏は「全国縦断を最後まで 終えた住民三人ともご苦労さま」と応援の言葉を伝えた。続いて「政府が70〜 80代の住民を犯罪者にしていて、われわれはもう国民ではなく、国から捨てら れた人のようだ」とし「だがはじめは自分のものを守ろうとした住民の戦いが、 今は国のための戦いになった」と声を高めた。

徒歩巡礼団はこの日の記者会見を始め、最後の徒歩巡礼コース「ソウル巡礼」 に突入した。ソウル巡礼には密陽送電塔全国対策会議をはじめとし、環境団体 と人権団体、双竜自動車、キリュン電子、才能教育などの労働者が参加した。 彼らは三成洞の韓電本社前から国会を通り大漢門までの7.65kmを徒歩で移動する。 ソウル巡礼は最後の目的地の大漢門前で集談会を開いて終わる。

記者会見団は「密陽送電塔問題を解決する最善の方法は、工事の強行ではなく、 今すぐ対話で代案を見つけること」と要求し、△密陽送電塔工事即時中断、 △責任者処罰、△密陽送電塔社会的公論化機構構成を要求した。

一方、この日のソウル巡礼に参加した労働者たちをはじめ、希望バスを経験し た韓進重工業、現代車非正規職労働者たちは、11月30日から2日間の「密陽希望 バス」を提案している。キリュン電子分会のユ・フンヒ分会長は「各界各層の 連帯と希望バスから支援を受けた労働者たちが希望バスを提案するのは当然だ」 とし「11月30日から12月1日まで、希望バスに乗って一緒に密陽に駆けつけよう」 と訴えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-13 02:58:21 / Last modified on 2013-12-17 09:57:12 Copyright: Default

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