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労労対話を始める双竜車、解雇者復職の糸口をひらくか

解雇者復職共感、「社会的対話」に異論…双龍車支部以後、闘争議論中

ユン・ジヨン記者 2013.10.23 13:16

金属労組双竜車支部と企業労組双竜車労組が解雇者復職などの問題を解決するために対話をはじめた。

両労組によれば、彼らは10月21日、双竜車支部事務室で二回目の懇談会を開き、 解雇者復職などに対する一定の共感と方向を共有したと知らされた。この場で 双竜車支部は、解雇者復職についての協議を要求し、企業労組側は会社の来年 の事業計画が確定した後に具体的に話をしていこうと提案した。

キム・ドクチュン双竜車支部長は「10月30日の双竜車理事会の議題に2014年度 事業目標と勤務形態、人員関連問題が出てくることが予想される」とし「企業 労組側から、案件が通過した後に具体的な話を始められるという立場を伝えてきた」 と説明した。

また両労組は損賠仮差押えなどの問題の解決にも一定部分、共感を形成した。 キム・ドクチュン支部長は「損賠仮差押えに関しては、環境労働委中心に要求 していき、国民大統合委員会委員長との面談などを含む問題解決の努力をする という立場を互いに確認した」とし「また必要なら早い内に会って具体的な話 をしていくことにした」と明らかにした。

双竜車支部が提案した社会的対話の枠組みにも言及されたが、具体的な議論は なかったという。キム支部長は「社会的対話などへの企業労組側の判断を尋ね たが、具体的な内容はなかった」と説明した。

事実上、双竜車労組は国政監査等を通じて政界などの介入なしで、労-労-社間 の問題解決を強調してきたこともあり、両労組が参加する社会的対話の成功は 未知数だ。

双竜車労組のイ・キュバック教育宣伝室長は「双竜車支部側では宗教団体など との活動に言及し、彼らと共に社会的対話の枠組みを要求した」として「だが 双竜車労組が参加した活動ではないので労組としての方向性は決定できなかった」 と説明した。

続いて「労-労または労-使で解決できる問題なのに社会的団体まで一緒にしな ければならないのかよくわからない」とし「一応、希望退職者が復帰する時点 が正確に出された状況ではなく、あまり急ぐ必要はないようだ」と明らかにした。

ただ企業労組側は、両労組が対話の出口を開いただけに、今後、前向きな対話 を続ける点に意味があった。イ・キュバック室長は「これまで互いに対話自体 をしなかった二つの労組が、互いに不足している点を補充して対話を始めたと いうのは明らかに一歩進んだ面がある」とし「二回目の集まりで、一定の方向 も設定しただけに、今後も見守ってほしい」と強調した。

両労組はすでに対話を始めたが、会社はまだ「解雇者の復職は不可」の原則を 固守していて、復職問題をめぐる議論は容易ではなさそうだ。先立って双竜車 使用者側は10月初め、希望退職者を復職させるためTF(タスクフォース)チーム を構成するという方針を明らかにした。

だが14日に開かれた環境労働委国政監査で、李裕一(イ・ユイル)双竜車社長は 「解雇者復職」ではなく、希望退職者を対象とする人員補充を検討していると 明らかにした。当時、李裕一社長は「整理解雇者は現在、解雇無効訴訟を行っ ており、私たちは(会社は)司法府の判断に従う」と説明した。

一方、現在双竜車支部は企業労組との対話を続けながら、今後の闘争に対する 議論を進めている。キム・ドクチュン支部長は「支部の闘争計画に関連して、 先週から会議を進めており、意見を集約している段階」とし「今は諸般の条件 で、平沢と大漢門を中心にそれぞれの役割を進めているが、近い将来、内部で 闘争の方向性を設定する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-24 14:06:49 / Last modified on 2013-10-24 14:06:50 Copyright: Default

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