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韓国:核・密陽送電塔を知らせた参加チーム追放で問題
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カラフル大邱祭り、核・密陽送電塔を知らせた参加チーム追放で問題に

大邱市、「核」、「密陽」の表現は認めず「政治的だ」

パク・チュンヨプ記者 2013.10.14 12:10

▲突然パレードを阻止された送電塔チーム[出処:ニュースミン]

大邱市が「カラフル大邱フェスティバル オー! ネ〜パレード」で予選を通過したチームの参加を突然に制限した。

大邱市は10月12日から13日まで、大邱市中区トンソン路〜中央路〜半月堂交差点 一帯で「2013カラフル大邱フェスティバル オー! ネ〜パレード!」を開催した。 予選を通過した「電気は涙に乗って流れる」(送電塔)チームは12日のパレードに 参加して密陽・清道送電塔建設課核発電の問題を知らせ、予選を通過して13日の 本戦参加を準備中だった。

シン・ドンジェ大邱民芸総企画演出委員は「大邱小学校でパレードを準備して いると、3時にチェ・ジュファン祭り芸術監督が訪ねてきた」とし「結局私たち のチームが準備した幟から『核』と『密陽』という文句を抜けと要求した」と 話した。

送電塔チーム80余人は大邱市の要求に納得しなくて当初予定通りにパレードを進めようと午後6時に半月堂交差点で中央路方向に移動したが、半月堂交差点で進行要員に制止された。送電塔チームは主催側とあつれきを繰り広げて結局8時に中央交差点で半月堂交差点まで一部幟が流失したままパレードを進めた。

▲チェ・ジュファン祭り芸術監督とあつれきを繰り広げる送電塔チーム[出処:ニュースミン]

▲イ・チュンホ文化芸術課主務官(黄緑色コート) [出処:ニュースミン]

送電塔チームのパレードを見ていた他のパレード参加チームは拍手をしながら 応援した。パレードに参加したチョン・ミソン氏(啓明大演劇芸術科)は「表現 の自由の制限は民主社会では有り得ない。芸術が政治だ。政治的な目標がある からと言って制限してはいけない」と主催側を批判した。

パレードを準備したチャン・ソンシル(22)氏は「とても悔しい。私たちをおか しな人だと罵倒する。核と密陽という単語を抜けというが、それを抜く理由が ない。予選を通過したのになぜ突然こんなことをするのか、理由がわからない」 と心情を吐露した。

これについて大邱広域市庁文化芸術課のイ・チュンホ主務官は「初めから特殊 な目的があるパレードはだめだと公告していた。祭り芸術監督が、ある参加チー ムが祭りの趣旨と合わないというので調べてみると『密陽』と『核』関連文句 があった」とし「政治的問題で、私たちも趣旨と合わないと今日の午後に判断 した」と説明した。

シン・ドンジェ企画演出委員は「後で私たちのチームが入賞したと伝え聞いた。 審査委員と大邱市の立場が互いに違う。審査委員も問題ないと判断しているのに 大邱市が制止している。これからこの事態に厳重に対応する」と話した。 (記事提携=ニュースミン)

▲最後にパレードをした送電塔チームは市民の大きな激励を受けた。[出処:ニュースミン]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-14 17:00:02 / Last modified on 2013-12-17 09:53:19 Copyright: Default

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