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韓国:密陽で酔った警官が住民連行か
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密陽で酔った警官が住民連行か

住民ともめて強制的にパトカーに乗せ移送

ハン・スジン記者 2013.10.11 17:28

▲密陽警察署イム某警偉(右の青い上着)と警官が住民コ某氏(中央)を強制連行している。[出処:タサン人権センター・ユーチューブ映像]

密陽で酒に酔っていると疑われる警官が住民を強制連行するという事件が起きた。

今日午前7時10分頃、密陽ピョン里の送電塔建設阻止座込場で、密陽警察署のイム 某警偉が住民のコ某氏に道をあけろと10分ほど小競り合いになり、コ氏を強制的に 警察の車に乗せて昌原西部警察署に移送した。

イム警偉はコ氏を警察の車に乗せる時、連行の理由とミランダ原則を告知せず、 昌原西部警察署に移送する間も令状の提示や任意同行などに関する告知をしな かったと伝えられた。

周辺の目撃者によれば、当時、イム警偉は酒の臭いを漂わせ、コ氏に近付いて 「先生と奥さんが戦いを主導しているのではないのか」と話しかけた。コ氏と 一緒にいた住民が「公務執行中に酒を飲んでもいいのか」と抗議すると、イム 警偉はすぐに逃げた。

これに関して張(チャン)ハナ議員室(民主党)が、イム警偉に飲酒測定を要求し たが、イム警偉はこれを強く拒否したという。

住民の間では、10日から警官たちがコ氏夫婦を意図的に探していた情況があり、 住民の一部に対する標的捜査や連行が行なわれているという疑いが起きている。

密陽765kV送電塔反対対策委員会は、これに関連して報道資料を出し、イム警偉 の飲酒測定と住民コ氏の即時釈放、住民への標的捜査と無理な司法処理の中断を 要求した。(記事提携=いまここ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-12 06:23:54 / Last modified on 2013-12-17 09:52:46 Copyright: Default

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