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「竜山遺族は金碩基前ソウル庁長を黙視しない」

竜山鎮圧責任者のキム・ソッキが空港公社社長候補群に入り、遺族・労組が反発

キム・ヨンウク記者 2013.09.12 16:52

金浦、済州など全国14の空港と航路施設本部などを運営管理する韓国空港公社の社長候補群3人に、竜山惨事殺人鎮圧の責任者だった金碩基(キム・ソッキ)前ソウル警察庁長官が入り、労組と竜山惨事遺族が強く反発している。

竜山惨事真相究明委員会と民主労総公共輸送労組連盟は、9月12日午後2時、 光化門政府総合庁舎の前で緊急記者会見を行って、金碩基前庁長の 空港公社社長候補群推薦に反対の立場を明らかにした。

真相究明委と労組は「性急で無理な殺人鎮圧により、六人の国民が死んだ竜山 惨事責任者の金碩基という名前を聞いただけでも竜山遺族はくやしい」とし 「金碩基は昨年総選挙に立候補して『竜山鎮圧は正当だったし、国民を守った』 と話し、遺族の胸にまた大釘を打ち込んだ人」と猛非難した。

チョ・フェジュ真相究明委員会代表は「金碩基は2009年生存権と住居権のため 櫓に上がった撤去民を公権力で大虐殺した」とし「労働者民衆に対する虐殺を 行った人々を公企業や国会議員になる資格を与えるというのは、良い地位を与 えるからもっと頑張って虐殺して弾圧しろということだ」と非難した。

イ・サンム公共輸送労組連盟委員長は「竜山で国民の安全に責任を持つどころか 財閥の財産を守るために国民を虐殺した人が公共機関の社長に内定したという 事実に腹立たしい」とし「公共輸送労組連盟は必ず金碩基前庁長を候補リストから 引き下ろす」と明らかにした。

イ・シウ空港公社労組委員長も「航空機安全を最優先にするべき公企業に竜山 惨事の主役を内定したことに怒る」とし「全く社長として検証されていない人 が任命されないように、上級団体と一緒に防ぐ」と話した。

竜山惨事遺族のチョン・ジェスク氏は「自分の殺人が正当だったという金碩基 を遺族は黙って見ていられない」と警告した。

一方、空港公社役員推薦委員会は9日、金碩基前庁長とオ・チャンファン前空軍 士官学校校長、ユ・ハンジュン前国土部中央土地収用委員会常任委員の3人を新任 社長候補に圧縮し、企画財政部公共機関運営委員会に上げた。

公共機関運営委は3人を2人の候補群に圧縮した後、青瓦台に上げれば大統領が 最終的に1人を選ぶ。公共機関運営委は、9月24-26日頃に開く予定と言われ、 民営化の議論で一度失敗した鉄道公社の社長候補もこの日、共に決める予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-13 11:11:53 / Last modified on 2013-09-13 11:11:53 Copyright: Default

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