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「送電塔を強行する理由、新古里3号機の来年3月稼動は不可能」

金霽南議員「密陽送電塔工事強行理由は嘘」

チョン・ヨンギル記者 2013.09.12 16:17

政府が密陽送電塔工事を強行する理由にあげた「新古里3号機来年3月商業運転」が不可能であることが明らかになって波紋が予想される。

部品試験成績書を偽造し、偽造部品供給の議論があったJS電線が納品するケーブル の再試験通過は、いくら急いでも来年8月にならなければ不可能だからだ。さらには JS電線のケーブルが再試験を通過できなければ新古里3号機の稼動はさらに遅れる ほかはない。

韓国水力原子力が金霽南(キム・ジェナム)議員(正義党)に提出した新古里3、4 号機の偽造部品再試験関連の回答によれば、JS電線のケーブル試験結果により 2014年8月ぐらいに新古里3号機の竣工が予想されると明示されている。

▲韓水原が金霽南議員に提出した新古里3、4号機偽造部品再試験関連回答資料[出処:ニュースミン]

設計寿命が新古里3号機(60年)より短い新古里(新月城)(40年)1、2号機のJS電線 の制御ケーブルもLOCA試験で不合格になり、「生ケーブル」にも一部区間で不十分 だという点で、新古里3号機のケーブル交替の可能性は非常に高いと予想される。

原子力安全委員会は新古里3・4号機の電力・制御・計測ケーブルに対しすでに 再試験または交替を決めている。これにより韓水原は現在、韓国機械研究院 (KIMM)に新古里3、4号機ケーブルの再試験を依頼しており、結果は11月末頃に 出てくる予定だ。

もし今回の再試験に不合格になると、新古里3号機の2014年の竣工自体が不可能 だという可能性も提起されている。その可能性は高い。現在新古里3号機ケーブル 機器検証(EQ)を受けた企業は世界のどこにもなく、機器検証だけで1年以上 かかるためだ。

金霽南議員は「政府は新古里3号機の稼動が差し迫っていると密陽住民に圧力を かけて工事を強行しようとしている」とし「しかし新古里3号機の偽造ケーブル および部品の再試験など、安全性検査の日程を考慮すると、政府があげている 理由はすべて偽りだったのは明白だ」と明らかにした。

金霽南議員は「住民が補償を除き、どんな提案にも対話するというのに、今は 密陽送電塔対立から8年ぶりに国務総理が直接行って、500億ウォン特別支援を 語っている」とし「国務総理は特別支援などの補償を先に話すのではなく、8年 間、苦しんできた密陽住民を慰労して謝罪することが先」と批判した。(記事提携= ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-13 11:11:10 / Last modified on 2013-12-17 09:46:54 Copyright: Default

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