統合進歩党、「すでに昨年に弾圧の予防注射を打った」

進歩党、民主守護中央実践団発足...国家情報院闘争本格化

統合進歩党が国家情報院の全方向的弾圧に対抗して戦列を整えている。統合進歩党は9月11日午前、水原の広橋新都市にある国家情報院京畿支部の前で「民主守護中央実践団」発足式を開き、国家情報院との闘争で勝利を確信した。

発足式で鄭星熙(チョン・ソンヒ)進歩党最高委員は「むしろわが党は死なず、 しっかり新らしく動き出している」とし「わが党の党員は、昨年に不正と腐敗 で汚された状況(比例代表不正競選内紛)の中でも党を強硬に守ったし、弾圧に 対抗して予防注射ワクチンを打ったので、今の国家情報院弾圧はたいしたことは ない、こう見ているようだ」と自信を見せた。

［出処:進歩政治］

鄭星熙最高委員は「時間が経てば経つほど焦りはじめるのは、統合進歩党党員 ではなく、まさに朴槿恵(パク・クネ)と国家情報院」とし「すでにマスコミに 出た内容が続々と偽りであることが明らかになっている」と付け加えた。

彼は「毎年、世論調査をすると一桁(支持率)、これで私たちの存在は何かとも 考えたりもしたが、彼らには非常に脅迫的な存在に感じられていたようだ」とし、 「これまでのように現場を飛び回り、党員と会って民衆と会えば勝利する」と 強調した。

進歩党のイム・ミスク水原八達地域委員長は「15日間、内乱陰謀、与敵罪など おどろおどろしいいろんな罪名をかけたが、その言葉を信じる人はあまりいない」 とし「70年代でもなく、維新時代でもなく、十分に勉強した人々にウソを 言って怖がらせたところで、国民がおじけづくか」と非難した。

イム・ミスク委員長は「水原地域は拘束者も2人も出し、偽装活動家も出てきて 完全に焦土化した」とし「この事態が統合進歩党だけでなく、野党圏連帯をした 民主党、水原市にも飛び火した」と伝えた。

イム委員長は「組織で一緒に野党圏連帯をした人たちもみんな(組織から)出て ROに資金を出したと言って水原市長を圧迫する形になり、野党圏連帯と無関係 だった民間団体まで弾圧している」とし「南北平和統一615京畿本部に補助金を 支援したが、金相坤(キム・サンゴン)教育監までRO(革命組織)と連動していた のではないかという調査を行い、今の状況は単に国家情報院との戦いだけでなく、 来年の地方選挙まで見通す闘争に入ったと判断する」と明らかにした。

発足式参加者らは記者会見文で「国家情報院の統合進歩党に対する政治弾圧は すでに失敗した」とし「統合進歩党だけが孤独に戦っていると連日のように 御用マスコミを使って糊塗しているが、統合進歩党への政治弾圧と民主主義守護、 国家情報院解体に連帯する人と団体が日増しに増えている」と強調した。

進歩党の実践団の他にも、人権市民社会団体も本格的な公安弾圧反対の動きに 出ている。国家情報院「内乱陰謀政治工作」公安弾圧糾弾対策委は、この日の 午前、民主労総会議室で市民社会元老-代表者記者会見を行い国家情報院解体を 要求した。

対策委は民主労総など32の団体が参加しており、参加団体の代表が全員共同代表 になった。常任執行委員長は朴来根(パク・レグン)人権中心サラム所長、共同 状況室長はユン・ヨンベ韓国進歩連帯対外協力委員長、ハン・ソクホ民主労総連帯 事業担当局長などが引き受けた。

記者会見で金世均(キム・セギュン)ソウル大名誉教授は「1987年から韓国社会 の多くの民主主義闘争があったので、今の国家情報院は必ず失敗する」として 「進歩党事態をデッチ上げることで政局を揺さぶることはできるかもしれないが、 国家情報院と朴槿恵(パク・クネ)大統領にすべての責任を問うような国民の批判に 直面するだろう」と指摘した。

シン・スンチョル対策委共同代表(民主労総委員長)は「今回の事件に関連して、 民主労総の内部にもうひとつの弾圧と困難を作り出せば、断固として闘争で 対処する」と明らかにした。

朴来根対策委員会常任執行委員長は「韓国社会が統合進歩党に対する態度、 事件の実体、そうしたものを別として、国家情報院の意図が貫徹されないように 戦うべき重大な状況」だといった。

一方、進歩党は、国家情報院と検察は、拘束された李石基議員に対して最下級の 処遇をして意図的に恥辱と侮辱を与えていると非難した。

洪性奎(ホン・ソンギュ)スポークスマンはブリーフィングを通して「李議員は 拘置所に収監された時に当然支給すると約束した食卓も支給せず、床に食器を 置いて食事をしている」とし「収容者の人権は最大限尊重すると明示している が、李石基議員は人権を最大限抑圧する方式で執行されている」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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