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国家情報院発・進歩党人物の爆弾製造法の報道も捏造か

「健康常識カフェ資料の治療用化学物質が爆弾製造用に変身」

キム・ヨンウク記者 2013.09.06 17:09

東亜日報が9月5日付の新聞で別名「RO(革命組織)」組織員の疑いを受けているキム・ホンヨル京畿道党委員長のコンピュータを、国家情報院と検察が押収捜索した結果、専門的な自家製爆弾製造方法4種類が保存されていると単独報道した内容が、また捏造の議論に包まれた。

東亜日報は、公安当局の言葉を引用して「キム氏の自宅コンピュータには各々 △ニトログリセリン、△硝酸セルロース、△硝酸カリウム、△ドライアイスと いう名のファイルに、自家製爆弾を作る方法が保存されていた」とし「材料別 に爆弾を作るために必要な『準備物』と『製造方法説明』が記されていた」と 書いた。

東亜は「ニトログリセリンは少しの衝撃でも爆発する特性上、液体の状態で運 ぶことは禁じられている火薬の材料だ。他の材料も爆発力の強さにより自家製 爆弾を作るためにしばしば使われる材料」とし「キム氏は『硝酸セルロース』 のファイルの中に『自家製爆弾のうち一番簡単に作れる方法』と書いた」と伝 えた。

続いて東亜は、キム氏が自家製爆弾の製造方法を保存したホルダーを偽装した 情況も公安当局が把握したと明らかにした。キム氏が「健康常識」というホル ダーに爆弾の製造方法を含む4種類のファイルを入れてあったという。

こうした東亜の報道は、少し事実関係を追跡するだけで簡単に把握できる捏造 だと統合進歩党は反論した。該当のファイルは血圧が高く、肥満があり、病院 でも減量を勧告されるほどだったキム・ホンヨル委員長が、ポータルサイトの ダウムの〈(株)ミレロ・エンターテイメント〉というカフェの健康情報メニュー の『健やかに生きよう7』という文のさまざまな健康関連の資料と共に添付され ていたファイルだからだ。実際にチャムセサンがダウムの検索で「ミレロ・エン ターテイメント」を検索したところ、該当のカフェと文は簡単に見つかり、 内容も健康情報だった。

[出処:ミレロ・エンターテイメント カフェ]

問題は、こうした健康情報メニューの文になぜ、△硝酸セルロース、 △硝酸カリウムのような題名のテキストファイルが一緒にあったのかだ。

統合進歩党の洪性奎(ホン・ソンギュ)報道担当者は6日、ブリーフィングで、 「ニトログリセリンは心筋梗塞に効果があり、硝酸セルロースは皮膚保護剤と 関連がある。『硝酸カリウム』は虫歯による痛みを緩和させる作用を持ち、 『ドライアイス』は民間でカマキリのようなものを凍らせて引き離す時に使 われていた」と説明した。

東亜はキム氏が「硝酸セルロース.txt」のファイルに「自家製爆弾のうち一番 簡単に作れる方法と書いた』と言うが、これはキム氏が書いた内容ではなかった。 該当カフェに入りファイルを開くと、元の掲示者がtxtファイルに貼付した硝酸 セルロースの性格と製造方法を説明する内容だった。

特に、東亜による最大の歪曲は、問題のファイルには各材料の性質説明と製造 方法はあるのに、これらの材料でいかに爆弾を作るのかは全く分からないが、 爆弾製造法が含まれているように書いたことにある。

洪報道担当者は「内乱罪という事件そのものが青瓦台と国家情報院による100% 捏造の謀略劇」とし「その大きな偽りを維持するために、国家情報院は今後も 多くの嘘を量産するだろう」とし、マスコミの歪曲報道訂正を要請した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-07 04:10:51 / Last modified on 2014-12-24 19:05:37 Copyright: Default

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