国家情報院、統進党の李石気議員・ウ・ウィヨン前スポークスマン押収捜索

「維新独裁宣言、不正選挙疑惑に公安弾圧で」...議員会館議員室も捜索

国家情報院が統合進歩党の李石気(イ・ソッキ)議員をはじめ、党役員と市民社会団体の関係者への押収捜索を行っており、統合進歩党が強く反発している。

統合進歩党によれば、国家情報院の職員が8月28日午前6時30分頃、李石気議員 の自宅と事務室に押しかけた。特に午前8時15分頃には、国家情報院が国会議員 会館内の李石気議員室の家宅捜索も試み、党の議員たちと秘書などが阻止している。

［出処:チャムセサン資料写真］

国家情報院は李議員以外にも、ウ・ウィヨン前スポークスマン、キム・ホンヨル 京畿道党委員長、キム・グンネ京畿道党副委員長、ホン・スンソク京畿道党 副委員長、イ・サンホ京畿進歩連帯顧問、イ・ヨンチュン民主労総高揚坡州 支部長、チョ・ヤンウォン社会動向研究所代表、ハン・ドングン前水原市委員長、 パク・ミンジョン前中央党青年委員長などの自宅と社会団体の事務室の家宅捜索 も行なっている。彼らの容疑は内乱予備陰謀と、国家保安法違反容疑だと言う。

洪性奎(ホン・ソンギュ)党報道担当者はこの日の午前8時に緊急ブリーフィング を行い「朴槿恵(パク・クネ)政権が2013年版の維新独裁体制を宣言した」と反発 した。

洪性奎スポークスマンは「一つ二つとあらわれる大統領選挙不正疑惑の前で、 朴槿恵大統領は直接責任を取れという国民の声を聞かず、理念論争と公安弾圧 という錆だらけの刀を抜いた」とし「今日、朴槿恵政権は代を継いで『緊急措置 第10号』を発動した」と非難した。

洪スポークスマンは「70年代のように銃刀で押さえ込めば、国民の口を塞げると 思うのならとんでもない誤算」とし「現在行われているすべての公安弾圧を今すぐ 中断しろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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