本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:密陽送電塔、代筆報告書かっぱらいの議論で国会の地位墜落
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1373378134522St...
Status: published
View


密陽送電塔、代筆報告書かっぱらいの議論で国会の地位墜落

韓電、要式行為で国会を嘲弄した形...住民がソウルで決意大会、「密陽で戦う」

キム・ヨンウク記者 2013.07.08 01:25

韓国電力が密陽送電塔専門家協議体の検証を要式行為にし、国会を嘲弄したという指摘されている。

国会が専門家協議体委員の学者、専門家の良心を信じて各種の代案と争点の検証 を委任した状況で、韓電側推薦委員の報告書代筆、盗作疑惑が浮上した上、 休日Eメール書面投票かっぱらい強行の議論まで出てきたためだ。

専門家協議体委員は、密陽送電塔を押し通そうとした韓電と与党指向推薦者 の数字が多い状況で、代筆、盗作疑惑の報告書を投票で採択しようとしたのは 初めから協議体を要式手続きとしてしか見ていなかったという指摘だ。

▲7日午後5時ソウル広場に集まって脱核希望文化祭「私たちが密陽だ」に参加した密陽住民が送電塔阻止映像を見て悲しみに浸った。

密陽765kV送電塔反対対策委によれば、専門家協議体の期限一日前の7月6日に、 ペク・スヒョン協議体委員長(東国大教授)がEメール書面投票を強行し、住民と 野党推薦委員の反発をかった。

ペク・スヒョン委員長は、事実上の協議体最終会議だった5日の6次会議でも、 報告書の採択をめぐる代筆疑惑などで平行線をたどり、A4 1枚の書面に協議体 の三つ議題についての意見書を作成しようという緊急提案を投げた。

住民と野党側委員はこれを採決の試みと受け止め、傍聴していた住民と住民 推薦委員の一部が書面を破るなどして強く反発し、採決はできなかった。 こうして最後の会議だった6次会議も終了したのだ。

協議体意思規定上、臨時会は3日前に定員の1/3以上の発議で委員長が招集する ことになっている。したがって5日の会議で臨時会の議決ができなかったために、 専門家協議体会議は事実上終結した状態だ。

だがペク委員長は7月6日の夜、委員にEメールで国会に提出する専門家協議体の 報告書に貼付する個人意見を受け取るという名目で、事実上、再度の書面投票を 要請した。住民、野党側委員らはこれをかっぱらい採決と規定した。

専門家協議体は8日に活動が終了すると、11日の国会産業通商資源委員会全体会議で 専門家協議体報告書を検討し、勧告案を出す予定だ。結局協議体が盗作、代筆の 疑惑がある報告書を中心に採択すれば、勧告案が韓電側に有利にならざるをえない。

協議体住民推薦委員のハ・スンス弁護士は「ペク・スヒョン委員長はどこかから 何とか工事の強行の手続的な正当性を付与しろという任務を与えられたのは 明らか」とし、専門家協議体を要式行為にしようとする試みを強く非難した。

ハ・スンス弁護士はまた「韓電側の委員が報告書を修正したのかどうかは分か らないが、修正しても基本的な内容がすべて韓電の報告書の書き写しで、子供 騙しだ」とし「国会が信用して検証を任せたのに代筆をしたのは国会の欺瞞だ。 国会がこれを座視すれば自ら国会の地位を捨てるようなもの」とし、韓電と 韓電側委員の制裁を要求した。

「国会、代筆報告書を採択すれば密陽でまた戦う」

すでに信じていた専門家の学者的良心を信じられない密陽の住民たちは、政府 と韓電側の強引な工事強行に備えている。密陽住民約400人と市民約500人は、 7月7日午後5時、ソウル広場に集まって脱核希望文化祭「私たちが密陽だ」を 開き、決意を新たにした。

この日、密陽の住民たちは「書き写しと代筆した人達の意見を国会が受け入れ るのなら、住民は絶対に容認しない」と反発した。

反対対策委共同代表のキム・ジュナン神父は「われわれは密陽でまた戦う」と し「国会産業委与野党の議員かどうかにかかわらず、議員室に電話をしてくれ。 密陽が崩れれば、ソウルも生活が苦しくなるという事実を肝に銘じてほしい」 と訴えた。

密陽住民のキム・ミョンジャおばあさんは「私の頭の中には送電塔を防ぐとい う考えしかない。唐辛子を取りながらシュプレヒコールをあげて暮らしている のが実情」とし「イ・チウさんが焼身する前まで、われわれは孤立した闘いを してきたが、今は全国が私たちを見守り力を貸してくれる。最後まで戦う」と 明らかにした。

野党の国会議員は文化祭に参加して、国会で盗作、代筆疑惑報告書の採択を防 ぐと明らかにした。

国会産業資源通産委委員の金霽南(キム・ジェナム)進歩正義党議員も文化祭に 参加して「韓電側専門家の良心と専門性を捨てた盗作と代筆情況の報告書で、 住民の生存を脅かすことはできない」とし「韓電の賛成人形になった専門家は いますぐ辞任しろ」と要求した。

金霽南議員は「専門家による報告書の最終判断は、国会と官僚のものなので、 専門家は圧力に屈服することなく、真実と代案について悩まなければならない」 とし「国会は、盗作と代筆疑惑の報告書を受け入れてはならない。すでに協議 体は死亡宣告を受けた」と明らかにした。

金議員は舞台の下でチャムセサンと会い、今後の対応について「当初、韓電側 推薦委員に電力系統の専門家がいないと指摘したことがあるが、結局、採決を 強行して、書き写しと賛成人形の役割を果たすために来たことがわかった」 とし「国会の懇談会でどんな結果が出てくるかは分からないが、ひとまず 韓電側委員の代筆と採決問題をできるだけ知らせ、最善を尽くす」と明らかにした。

張(チャン)ハナ民主党議員も「専門家協議体野党委員と、ここに集まった住民、 市民が力をあわせ、とんでもない協議体のごり押し主張をぶち壊そう」とし、 「国会で起きたことは国会が責任を取る」と明らかにした。

文化祭の参加者らは「8年戦って勝ち取った専門家協議体の40日は、密陽のお年 よりが怪我をしながら勝ち取った大切な日」とし「専門家たちは最低限の良心 を捨て、当初は韓電の味方をしてまったく協議体の代案を出すつもりがくなかった。 専門家はまじめに密陽送電塔問題を解決しなければならない」とし、送電線路 対立解決のための社会的公論化機構の構成を国会に要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-09 22:55:34 / Last modified on 2013-12-17 09:45:05 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について