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「米国、韓米FTA・武器販売など、盗聴で韓国を籠絡したか」

統合進歩・セロハナ、駐米韓国大使館の不法盗聴の実態公開を要求

キム・ヨンウク記者 2013.07.04 17:40

統合進歩党と全国的政治団体「セロハナ」が7月4日午前、光化門米大使館の前でそれぞれ記者会見を行い、米国国家安保局(NSA)の駐米韓国大使館不法盗聴の実態公開を要求した。

元CIA要員のエドワード・スノーデンにより、NSAが韓国と日本など38の駐米 大使館とヨーロッパ連合本部を対象とした無差別な盗聴とスパイ活動をした 事実が明らかになったが、オバマ政府の微温的な対応と韓国政府の無対応に 彼らが動いた。

[出処:セロハナ]

統合進歩党は7月4日午前11時30分に記者会見を行い「米国が不法盗聴犯罪行為 と主権侵害について、納得できる措置を取らなければ、統合進歩党は駐米韓国 大使の召還措置を要求する」とし「今回の事件の被害国と連帯し、各国政府に 米国を国際司法委員会に提訴させる」と警告した。

統合進歩党の金在妍(キム・ジェヨン)議員は「安保のためになら、あらゆるこ とをすることができるという米国政府の考えは、米国だけでなく世界に及ぼす 影響が何か、今回の盗聴事件でわかった」とし「この問題をどう解決し、どう 世界の市民に謝罪するのか、その立場を明らかにしろ」と要求した。

金在妍議員は続いて「ドイツなど、ヨーロッパでは米大統領が積極的に対応 しているが、これまで『血盟』、『友邦』と何度も繰り返した大韓民国には、 これという言葉もなく、わが政府の態度もまた地べたをもぞもぞとはっている」 とし「朴大統領は米国に屈従的な韓国政府の外交政策に対する国民的な怒りが さらに高まることに気付き、オバマ大統領に直接問題を解決するよう要求しろ」 と要求した。

セロハナもこの日の午前11時に記者会見を行って、「米国が堂々と不法盗聴を している状況で、各種の韓米交渉を進めてきたと考えてみろ」とし「韓米FTA、 防衛費分担金、海外派兵、武器販売など、大韓民国の国益に関する重大な外交 懸案で、米国が韓国をどれだけバカにしてきたか」と憂慮を表わした。

セロハナは「不法盗聴、主権蹂躙のチンピラ米国を強く糾弾し、オバマ大統領 の即時謝罪と再発防止対策を要求する」とし「また歴代の政権より卑屈に米国 の表情を見ているばかりの朴槿恵(パク・クネ)政府に屈辱外交清算、自主外交 の実現を強く要求する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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