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「同性愛の排除が民主と統合なのか?」

民主統合党の閔洪抖聴、「同性愛処罰法」発議を予定

カン・ヘミン記者 2013.04.26 11:17

[出処:ビーマイナー]

「先日、同性愛差別条項が含まれた法が発議されるという話を聞いた時、当然 セヌリ党だと思った。しかし民主統合党の議員だった。民主統合党はいったい 何をする党か? 同性愛を差別するのが民主か? 同性愛を排除するのが統合か? 民主統合党は党の名前にふさわしくない閔洪(ミン・ホンチョル)議員を直ち に除名するか離党させろ。」 (韓国ゲイ人権運動団体チングサイ、キムジョ・ グァンス代表)

別名「同性愛処罰法」と呼ばれる軍刑法92条の6の改悪を糾弾する記者会見が 4月25日午後2時、民主統合党舎の前で開かれた。

4月19日に民主統合党の閔洪(ミン・ホンチョル)議員は「同性愛処罰法」共同 発議を要請し、同性愛行為をした双方を罰し、処罰の対象に男だけでなく女も 入れろと主張した。10人以上が署名すれば26日に法案が発議される。

この日、司会をした同性愛者人権連帯のチョン・ヨル活動家は「発議されるこ とさえ恥辱的で侮辱的」と批判した。

これに対して希望を作る法のハン・カラム弁護士は「この法案は、処罰範囲が 同性間の性行為の処罰を女性軍人にまで拡大適用しようとすることに問題があ り、刑法上の行為の客体を軍人または準軍人に限定せず、営外で軍人が民間人 と合意によって性関係を持っても処罰できるようになる」とし「何より同性間 の合意による性関係を罰するという発想自体が問題」と指摘した。

ハン弁護士は「同性間の合意による性関係を禁じている国は76か国以上と報告 されているが、たいていアフリカ、イスラム国家だという」とし「国連をはじ めとする国際機構が同性間の性行為の非犯罪化を話すが、同性間の性関係を罰 することは平等権に反し、過度な処罰であり過剰禁止原則に反する余地がある」 と批判した。

民主社会のための弁護士の会少数者人権委員会のヨム・ヒョングク委員長は 「憲法10条では人間の尊厳と価値、幸福追及権を国家が保障する義務を規定し ている」とし「尊厳と価値、幸福追及権の重要な内容がまさに性的自己決定権」 と強調した。

ヨム委員長は「刑法と性暴力特別法では、性的自己決定権を保護するために、 加害者に重い刑罰を加えて控訴時効も廃止している。強姦、性暴行に対しては 加重処罰をしているが、同性間の合意による交際は軍刑法で侵害しようとして いる」とし「これが今回閔洪抖聴が出した改悪案」と批判した。

ヨム委員長は「異性間の性的行為は軍隊の規律を破らず、同性間の性的行為だ けが軍隊の規律破るというのは、どんな理論に基づくのか」とし「これは性的 指向を国家が法で差別するということで、憲法上の平等権侵害に該当する」と 糾弾した。

ヨム委員長は「第一野党の民主党でこんなことが強行されるのは、無責任だ」 とし「反人権的な改悪案は撤回するべきで、同性間の交際を罰する現行条項に 対しても廃止案を発議して通過させろ」と声を高めた。

韓国女性民友会のタルケビ活動家は「現行法では女性間の同性愛を処罰できな いので、閔洪抖聴はこれを平等の問題と見て法案を変え、女性間の同性愛も 罰しろという」とし「女性運動での平等の問題が悪く使われることに嘆きを禁 じえない」と重苦しさを表わした。

▲「人権弾圧」と書かれた板を参加者が拳で打ち下ろしている。[出処:ビーマイナー]

タルケビ活動家は「人権侵害を合法化する問題の法案発議を、共同ですること を提案できる構造が国会中にあるということ自体が大きな問題」とし「これは 同性愛嫌悪に対する問題意識が全くなく、国会の全般的な人権水準自体が問題 であり、国会内で性人権感受性教育が先だ」と伝えた。

続いて閔洪抖聴糾弾パフォーマンスが行われた。参加者たちは閔洪抖聴の 仮面をかぶった人が入っている人権弾圧、同性愛嫌悪、ホモフォビア(同性愛恐 怖症)、性少数者差別、軍刑法92条6等が書かれた板を拳で壊すパフォーマンス を披露した。

記者会見の後、参加者たちは軍刑法92条の6廃止を要求する内容の声明書を民主 党に伝えた。

閔議員は19日「『強制力による肛門性交』処罰条項と『同性愛行為』を処罰す る条項が誤認されないようにして、同性愛行為の『一方』ではなく『双方』を 処罰する根拠も明確にするためには、第92条の6(醜行)の改正が必要だ」という 内容を含む共同発議要請文を民主党の国会議員に送った。

この要請文には「同性愛行為処罰の正当性の議論の他に『処罰範囲』にも議論 がある」とし「軍刑法改正以前に『鶏姦』という用語の定義は『男同士で性交 すること』だ。『性暴法』改正の趣旨を反映させるには、男性間の『肛門性交』 だけでなく、『女性の類似性行為』も処罰対象にしなければならない」という 内容が含まれている。(記事提携=ビーマイナー)

▲性少数者人権弾圧・同性愛差別法STOPのプラカードの間から民主統合党の看板が見える。[出処:ビーマイナー]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-04-29 00:22:36 / Last modified on 2013-04-29 00:22:37 Copyright: Default

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