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『二つの扉』シドニー上映会、盛況裡に終了

韓国総領事館前で真実糾明の要求デモ

チョン・ウニ記者 2012.10.30 13:48

オーストラリアのシドニー同胞、竜山惨事遺族、『二つの扉』製作スタッフなど 30余人は10月28日、韓国総領事館があるオーストラリア、シドニーのエリザベス 街111番地で集会を開いた。この日のデモで同胞たちは竜山惨事真実糾明と拘束者 の赦免を要求した。

「竜山闘争、人権と生存権を守る正当な抵抗」

[出処:'二つの扉'配給委員会]

この日、司会をした同胞のコ・ジンマン氏は「国家暴力事件の竜山惨事と双竜 自動車座込場鎮圧はすべて現在進行形」と明らかにした。

匿名のある同胞は「オーストラリア同胞が率先してシドニーで民衆聴聞会を開 こう」とし「公安検事出身のカン・スザンナ領事もやましい事がないのなら、 民衆聴聞会に出てこい」と要求した。

デモには現地住民のジョッシュ・リー(Josh Lee)も参加して「撤去民の人権と 生存権、そして非正規職の労働権のために戦う韓国左派運動にオーストラリア から国際的な連帯と支持を送る」と明らかにした。彼は、世界左派運動組織の ソーシャリスト・オルタナティブ(Socialist Alternative)で活動している。

[出処:'二つの扉'配給委員会]

韓国から招待された映画関係者と竜山惨事の遺族は、現地同胞の連帯に感謝の 気持ちを伝えた。竜山惨事遺族のチョン・ヨンシン氏は「竜山惨事の真実を隠 した資格のない検事がオーストラリア同胞のための領事として派遣されたのは 正しくない」とし「今からでも真実が何かを明らかにすべきだ」と訴えた。 『二つの扉』のキム・イラン監督は「『二つの扉』を通じ、竜山惨事の真実を 知ろうとするシドニー同胞の気持ちに感謝する」と話した。

同胞たちはこの日発表した声明で、竜山惨事に対し「撤去民が人権と生存権を 守ろうとする正当な抵抗だった」とし、真相究明と拘束者釈放を要求した。

『二つの扉』上映会、同胞連帯の時間

[出処:'二つの扉'配給委員会]

『二つの扉』上映会にはオーストラリア同胞と地域住民など約300人が参加して、 盛況裡に進められた。

コ・ジンマン氏は「26日の映画上映後、観客との対話で自分を戦闘警察出身と 言ったある青年が、今回の上映会の知らせを聞いて、竜山惨事が発生した日に 自分は何をしていたのか日記を広げてみたとし、戦闘警察出身として遺族に丁 重に謝罪するなど熱い心の交感があった」と明らかにした。上映場所に置かれ た募金箱には一日で約1300豪ドル(約147万ウォン)の寄付が集まった。

[出処:'二つの扉'配給委員会]

26日の上映後、『二つの扉』の主催側と観客は、竜山惨事犠牲者を賛えるキャンドル 追慕祭も開催した。

28日の集会後には、シドニーの中心部でレストランを運営するある同胞がデモ 参加者に無料で食事を提供した。彼は「都合により映画を見る時間がなかった が、食堂をしているので一食でも差し上げたかった」と話した。コ・ジンマン 氏はこれに対し「移民社会では絶対に容易ではないことだが『二つの扉』上映 を契機に心の連帯があった」と明らかにした。

キム・イラン監督は今回の『二つの扉』のオーストラリア・シドニー上映会を 振り返り「同胞も国内の人権状況に大きな関心を示した」とし「活動家と市民 社会運動との交流を望む人が多い」と伝えた。彼はまた「竜山惨事は今国際的 な問題で、国際連帯も活発に進めたい」と希望した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-31 04:55:59 / Last modified on 2012-10-31 04:56:00 Copyright: Default

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