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LNJ Logo 根津公子の都教委傍聴記(5月23日)新自由主義教育・格差拡大の教育にまっしぐら
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●根津公子の都教委傍聴記(2024年5月23日)

新自由主義教育・格差拡大の教育にまっしぐら

 今日の公開議題は、議案が2025年度都立立川国際中等教育学校付属小学校の1年生の募集人員等について、報告が⓶得意な分野(理数・芸術)の才能を伸ばす特別プログラムについて 2027年度全国高校総合体育大会東京都準備会の設置について。

 議題の´△鮓ればわかるように都教委は新自由主義教育・格差拡大の教育にまっしぐら。4月24日に行なわれた定例会傍聴報告では都立高校生の国際交流及びスピーキングテストの報告を聞いていて、「『グローバル人材育成』には教育予算をふんだんに使う」と私は思いましたが、ほぼ毎回そうした議題です。「東京都教育ビジョン」には、「誰一人取り残さないきめ細やかな教育の充実」を掲げますが、ことばだけ。実態は、毎年存続を求める声が上がり続けても都教委は夜間定時制廃校の方針を変えないことに象徴されます。都教委だけでなく教育委員もこの矛盾には気づかないのか、それとも、学力「優秀」で社会的地位も安定している教育委員には、「自己責任」としか映らないのかと疑ってしまいます。

 非公開議題では懲戒処分の議案(報告ではなく議案になるのは重い処分)が2件ありました。今朝の新聞報道では、高校の主幹教諭(45歳)が「駅構内のエスカレーターにおいてスマートホンを使って女性のスカート内の下着等を動画撮影した」ことで懲戒免職になったということです。こうした犯罪が毎月のようにあるのは、都教委が教員を支配管理する教育行政にあるのは間違いないと私は思います。これについても教育委員は毎年「服務事故防止月間」を設けても犯罪が減らないのはなぜかを考えるべきです。

2025年度都立立川国際中等教育学校付属小学校の1年生の募集人員等について

 来年度の募集人員は、23年、24年度と同じに2クラス70名(うち、海外帰国・在京外国人児童が12名)でいいかという議案で、了承されました。
 応募人数(児童)は男女ともほぼ24倍とのことです。それについて都教委は、「『国際』なので英語の授業時間が通常の学校の4倍で、その成果も出ているからでしょう」と。「生徒も教員も生き生きしている」と付け加えました。

得意な分野(理数・芸術)の才能を伸ばす特別プログラムについて

 目的は、「理数・芸術分野に興味・関心の高い生徒を対象として、視野を広げたり興味のあることを深めたりする高度な教育プログラムを構築し、生徒一人ひとりの得意分野の才能を伸長し、国内外で活躍するか学者・研究者・芸術家の育成を目指す」と言います。
 理数分野は今年が3年目、芸術分野は2年で、1年生・2年生とも各20名を募集。生徒は2年間プログラムに参加するとのこと。
 プログラムの内容は、著名人による講演を2回、見学(理数分野は研究機関等、芸術分野は演奏会鑑賞、美術館等)を3回受けた後、講座(理数分野は10講座、芸術分野は8講座)の中から希望する講座を選択し大学教授等による指導を受けるということです。昨年度参加した生徒からは「学校では絶対できないような経験ができた」等々、当然出てくるだろう感想でした。
 うんざりした気持ちで私は会場を後にしました。


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