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「国家保安法をどうするのですか」

進歩新党青年学位、各大統領選挙キャンプに国家保安法について公開質疑

ソン・ジフン記者 2012.10.25 13:55

進歩新党青年学生委員会が大統領選候補に『公安弾圧』と『国家保安法存廃』 に関する公開質問を送った。

進歩新党党員のキム・ジョンド氏は、北朝鮮を嘲弄する内容をリツイートして 国家保安法違反容疑で家宅捜索された。キム氏は10月23日、弘済洞対共分室で 6時間の厳しい調査を受けた。検察はキム氏に対し、国家保安法の称賛鼓舞罪の 容疑いを適用しようとしているという。これより前に進歩新党のパク・チョン グン氏とクォン・ヨンソク氏も『リツイート冗談』で検察で調査を受けた。 検察はパク・チョングン氏に2年を求刑し、宣告公判を控えている。

進歩新党青年学生委員会と2012青年学生大統領選挙キャンプは10月25日午前、 汝矣島のセヌリ党舎前で記者会見を行い、有力大統領選の候補者たちが国家保 安法に対するはっきりした立場を表明すべきだと主張した。彼らは「大統領に なったら国家保安法の問題をどう解決するのか答を聞くために質問書を送るこ とにした」とし「11月2日まで回答を待つ」と明らかにした。彼らは回答を、 『キャンプ次元の公式な立場』にすることを要求し、この回答の内容を言論に 公開すると明らかにした。

彼らは公開質問で各候補に「国家保安法に対し、廃止、改正、存続、強化のう ち、どんな立場を持っているか」と尋ねた。続いて「現キャンプで国家保安法 関連の議論があるか」という質問もした。彼らは質問書で「人権は民主主義の 基礎になる価値」とし「国連をはじめ国際社会で韓国の人権問題を拠論する時、 最も多く、そして最も早く拠論される事案が国家保安法」と明らかにした。

▲去る12日、キム・ジョンド家宅捜索糾弾記者会見当時[出処:青年大統領選挙キャンプ]

現在、有力候補の中で国家保安法廃止の立場を明らかにしているのは、文在寅 (ムン・ジェイン)民主統合党候補だけだ。安哲秀(アン・チョルス)候補は国家 保安法に対して特に言及しておらず、朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党候補は存続 を主張している。

一方、検察で調査を受けているキム・ジョンド氏は「検察は何の事前通報もな く行った民間人査察、Eメール押収捜索等を通じ、無分別に収集された証拠で 『思想調査』をした」と主張した。

キム氏は「大学1年の時の簡単な歴史セミナー発表の資料、問題提起の経緯まで 調査された。その上、公安当局の意図がはっきりわかる『意識化学習をしたこ とがあるか』という思想調査の質問から、捜査と直接に関係のない韓大連との 関係、半額登録金闘争まで追及が続いた」と明らかにした。検察はまた「進歩 新党と社労委で、具体的にいつどのようにして活動をするようになったか」と いう質問もしたと伝えた。

会見した団体は、11月21日に予定されたパク・チョングン氏の宣告公判と12月 1日の国家保安法制定制定日週間に合わせて、公安弾圧を糾弾する闘争を準備し ている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-26 02:21:26 / Last modified on 2012-10-26 02:21:27 Copyright: Default

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