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選管委、障害者施設代理投票の疑惑に検察の捜査を依頼

9日K施設の投票強圧および代理投票疑惑に対する立場を表明

ホン・クォンホ記者 2012.10.10 18:11

▲K施設に居住するN氏が自分の意志とは無関係に「お母さん(施設職員)」が指定した候補に投票したと証言する姿. (c)陳善美議員室

中央選挙管理委員会(委員長キム・ヌンファン、以下 選管委)は10月9日、K障害者 住居施設内の投票強圧および大量代理投票疑惑などに対する捜査を依頼して、 不法行為の予防・監視活動と摘発を強化すると明らかにした。

選管委は「陳善美(チン・ソンミ)議員が提起した障害者施設内代理投票などの 不正行為に対しては、問題提起以後、陳善美議員室から資料を受け取り直ちに 事実関係を確認したが、施設関係者などの陳述内容が陳善美議員室が提出した 録音内容と符合しなかった」とし「迅速に真実を糾明する必要があり、10月8日、 検察に捜査を依頼した」と明らかにした。

続いて選管委は「第19代国会議員選挙の時の不在者申告人数は86万1696人で、 このうち86万1696人に不在者投票用紙を発送し、死亡者6人、虚偽申告、または 本人の意思による申告と認められない者151人、選挙権がない者14人など171人 に対しては投票用紙を発送しなかった」と説明した。

選管委は、「われわれ選挙管理委員会は、上のような虚偽で不在申告をしたり 代理投票・投票紙撮影などの投票関連の不法行為に対して15件を摘発し、この うち事案が重い9件を告発措置し、相対的に違反行為が軽い6件に対しては警告 措置した」とし「わが委員会は今後も不在者投票に関する虚偽申告や代理投票 などの不法行為に対して厳重に措置する。特に障害者施設内で発生する虚偽 申告・投票干渉などの不法行為の予防・監視活動および摘発を強化し、関連の 不法行為を根絶する方針」と強調した。

一方、この日、民主統合党はK施設を公職選挙法の虚偽記載・虚偽捺印罪と投票 干渉罪の容疑で、選管委を選挙管理委員会法律上の委員会の職務上公正性条項 違反と刑法の職務遺棄容疑で検察に告発した。

K施設の投票強圧と大量代理投票の疑惑は10月5日、陳善美議員(民主統合党)が 自分のブログに居住の証言動画を書き込み提起された。この動画には4・11総選挙 の時にK施設で障害者居住有権者24人に対し一括で居所投票を申請したが、 そのうち7人しか本人が投票せず、本人が投票した場合も自分の意志と無関係に 『お母さん(施設職員)』が特定候補に投票しろと強要したという証言があった。 (記事提携=ビーマイナー)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-11 20:13:23 / Last modified on 2012-10-11 20:13:23 Copyright: Default

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