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労組破壊専門創造コンサルティング、大邱シジ老人病院介入の疑惑

創造コンサルティング専務、ウンギョン財団代理人に就任

イ・サンウォン記者 2012.09.28 09:57

9月27日、ストライキから94日目の大邱市立シジ老人専門病院(シジ老人病院)に 創造コンサルティングが介入した疑いが提起された。シジ老人病院支部とシジ 老人病院の委託を受けているウンギョン財団の間の地方労働委員会、中央労働 委員会審理で、ウンギョン財団の代理人をしている労務法人が創造コンサルティ ングであることが明らかになった。創造コンサルティングはヴァレオマンド、 KECなどの職場閉鎖と複数労組設立が続いた事業場の労務担当となり、労組破壊 専門業者として知らされている。

▲創造コンサルティングがシジ老人病院に介入した疑惑が起きている。ウンギョン財団の代理人に創造コンサルティングが明記されている。[出処:保健医療労組]

シジ老人病院事件専門担当者のキム某専務は、雇用労働部大田地方労働庁勤労 監督官、忠北地方労働委員会審査官、中央労働委員会審判1課調査官などを歴任 して創造コンサルティングに招聘された人物で、9月24日の『産業現場用役暴力 聴聞会』で自分の経歴を利用し、労働委員会から使用者側に有利な判決を引き 出したのではないかという疑いを受けた。

ペク・ボムギ保健医療労組大邱慶北本部長は「3月の地労委審判からキム専務が 入ってきた。当時、関心を持っていなかったが、先日、ある報道機関の記事を 読み、キム氏がシム・ジョンドゥ創造コンサルティング代表と重要な位置にあ るという事実を知った」と明らかにした。

また、労組はシジ老人病院のキム某行政副院長が創造コンサルティングと関係 が深いという疑惑を提起した。キム行政府院長は今までシジ老人病院で起きた 一連の労組弾圧、不当労働行為の中心にある人物で、労組は強くキム副院長の 解任を要求している。

ペク本部長は「キム行政副院長が2007年にシム・ジョンドゥ代表と一緒に働い ていたという発言を含む録音を地方労働委員会に証拠資料として提出した」と し、キム副院長と創造コンサルティングの関係に強い疑問を表わした。

労組の法律代理人をしている労務法人チャムトのチョン・ユジン労務士は、 「地労委審判の過程からキム専務がずっと参加していた。言論に注目されたか らか、今日(27日)は参加しなかった」と話した。

チョン労務士は「今日の審判会議で中労委員がキム副院長と創造コンサルティ ングの関係を集中的に聞いた。キム副院長は、創造コンサルティングの関係者 とは単なる知り合いで、諮問を任せたのではなく、今回の事件だけを任せたと 答えた」と中労委審判会議場の雰囲気を伝えた。

一方、労組破壊プランナーといわれる創造コンサルティングがシジ老人病院に も介入した疑惑により、地域市民社会団体も即刻声明を発表して、ウンギョン 財団と管理監督の責任を持つ大邱市をさらに強く非難した。

大邱保健福祉団体協議会は、「最近、不法な労使関係の介入がわかり、社会的 な問題になった創造コンサルティングと関係がある労組破壊専門家を副院長に 迎え入れ、労組破壊工作をするなどの深刻な問題が、事態を長期化させている」 とし「大邱市とウンギョン財団が結んだ委託受託契約書による『協約廃棄』の 事項だが、大邱市はこれまで積極的に管理監督を行使していないのは職務遺棄」 と管理監督の責任を負う大邱市を批判した。(記事提携=ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-30 04:53:12 / Last modified on 2012-09-30 04:53:13 Copyright: Default

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