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韓国労総が新委員長を選出...保守-革新連合執行部

大きな基調の変化はないもよう「セヌリ党とも通路を開く」

チョン・ヨンギル記者 2012.09.20 19:09

9月20日に開かれた韓国労総役員補欠選挙で単独で立候補したムン・ジングク (委員長)-ハン・ガンホ(書記長)候補が出席選挙人集団74.1%の支持で当選した。

▲韓国労総新任執行部[出処:韓国労総ホームページ]

ムン・ジングク当選者は当選の挨拶で「団結と和合に基づいて、労総の地位を 正しく立て直し、必ず労組法を改正する」とし、労組法改正の意志を明らかに した。ムン当選者は「組織対立を克服するために、組織統合に邁進し、現場性 と民主性を強化し、労総を革新する」とし「1年4か月後に現場の仲間の冷徹な 評価を受ける」と約束した。

ハン・ガンホ書記長当選者は「労組法改正なしでは労働運動を守れないから、 組織の統合による労組法改正のために、私の全てを捧げる」とし「組織分裂の 誤りを繰り返さないために、現場と対話し、現場を中心に事業を執行する」と 当選の所感を述べた。

当選者は和合を強調し、韓国労総の内部分裂を防ぐという強い意志を表明した。 ムン当選者は、韓国労総内の保守的産別連盟の韓国運輸物流労組総連合会の 主要人物だ。ハン当選者は韓国労総内の改革的イメージを代弁する李龍得(イ・ ヨンドク)前委員長と共に書記長をしていた。委員長と書記長の背景により、 新任執行部は保守-革新連合執行部と評価される。

そのため大きな変化はないものと見られるが、ムン当選者が選挙運動期間中に 「労組法改正ためにはセヌリ党とも対話する」と述べ、今後の動き予測は容易 ではないようだ。韓国労総は2007年の大統領選挙の前、ハンナラ党と政策連帯 を結んだことがある。

今回の補欠選挙は、7月23日に李龍得前委員長が辞任したことが行われた。李龍 得前委員長は、表向きは健康問題を辞任の理由としているが、実際の理由は 韓国労総の内部対立のためだといわれる。

李龍得前委員長はハンナラ党との政策連帯の破棄と労組法の全面再改正を主要 公約にして当選した。その後、2月に開かれた定期代議員大会で韓国労総内の親 ハンナラ党保守派が代議員大会ボイコットを主導し、韓国労総66年の歴史で初 めて代議員大会が失敗する事件が発生した。

代議員大会の中断で韓国労総内での勢力対立が本格化したが、李委員長が民主 党との持分参加を前提に統合を進めた。昨年12月の代議員大会で民主党などと 『野党圏統合政党連席会議』の参加を決め、李龍得委員長が民主統合党の最高 委員職を遂行してきた。

しかし4.11総選挙でセヌリ党が院内過半を占有し、李龍得委員長の政治的 リーダーシップが打撃を受け、辞任に至った。

一方、新当選者は21日午前8時、磨石の牡丹公園の参拝から公式日程を始める。 続いて労働部、経済人総連、労使政委員会を相次いで訪問する予定だ。 (記事提携=ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-21 08:57:59 / Last modified on 2012-09-21 08:57:59 Copyright: Default

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