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統合進歩党紀委1審、イ・ソッキ、キム・ジェヨンなど党除名を決定

2週間以内に2審を申請...最終的に除名されても無所属で議員職の維持可能

キム・ヨンウク記者 2012.06.07 06:47

6月6日、統合進歩党ソウル市党党紀委が中央委の比例代表辞任勧告を拒否した イ・ソッキ、キム・ジェヨン議員、ファン・ソン、チョ・ユンスク比例候補の 党員除名を決めた。党紀委の除名の決定は党からの除名措置で、イ・ソッキ、 キム・ジェヨン議員は最終的に除名が決定しても無所属で議員職を維持するこ とができる。

ソウル市党党紀委は6日午後2時から開かれた7時間余りのマラソン会議で出した 決定文を通じ、「(4人の被提訴人が)全国運営委と中央委員会の決定事項の順位 競争名簿比例代表全員辞任を拒否したことで、『党憲党規を遵守して、党論と 党命に従う義務』に著しく違反した」とし「党の手順を踏んだ民主主義が壊さ れたという被提訴人の主張は根拠がないと判断する」と4人の疏明を棄却した。

党紀委はまた「党の公式候補に選ばれた党の顔である被提訴人が、一般党員の 模範になることはもちろん、誰よりも党の革新の先頭に立っても、骨を削るよ うな刷新の核心決定事項を遵守しないことで、支持者と国民に大きな失望を抱 かせたのは、その責任が重大だ」と除名決定の理由を明らかにした。

▲3日ソウル市党党紀委会議[資料写真]

ソウル市党の党紀委決定は1審の決定で、4人の被提訴人は、2週間以内に2審の 中央党紀委に異議を申請することができる。2週間後の中央党紀委が彼らの異議 申請を棄却しても、すでに議員職を遂行しているイ・ソッキ、キム・ジェヨン 議員の党除名を決めるには、政党法により統合進歩党の議員13人のうち過半の 賛成が必要だ。

統合進歩党議員のうち旧党権派は6人(イ・ソッキ、キム・ジェヨン、キム・ソ ンドン、キム・ミヒ、イ・サンギュ、オ・ビョンユン)、非党権派連合系列は5人 (シム・サンジョン、カン・ドンウォン、魯会燦(ノ・フェチャン)、パク・ウォ ンソク、ユン・グムスン)で、チョン・ジヌ、キム・ジェナム議員の立場は正確に 伝えられていない。

被提訴の4人は6日の午後、党紀委に出席する前に国会記者会見場で記者会見を 行い、「ソウル市党紀委員会は、真実を糾明する責務よりも、政治的な判断が 党紀委員会で強調されているようだ」とし「軍事裁判のような常識を逸脱した 処理は結局、イ・ソッキ、キム・ジェヨン議員、チョ・ユンスク、ファン・ソ ン候補を急いで除名する手順を踏んでいるという疑惑を拭いがたい。こうした 形では疏明を準備しても何の効果もないのではないかと心配している」と強く 反発した。

これに先立ち四月革命会、6.15南側委員会などに属する党権派を支持する一部 の社会元老も、午前10時に民主労総会議室で党権派の人々と座談会を開いた後、 ソウル市党党紀委に緊急建議書を出した。これら一部の元老は、「歪められた 真実により、一時的に統合進歩党に否定的な世論が形成されたのなら、真実を 正し、地に落ちた党の名誉を回復することが先」とし、「ソウル市党紀委員会 は、先に真実糾明、後で責任者処罰の原則、統合と団結と同志愛の原則、従北 左派清算騒動の克服という3大原則に立脚し、進歩政党運動にこの上なく大きな 汚点を残す除名の決定に慎重を期してほしい」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-07 13:19:24 / Last modified on 2012-06-07 13:19:37 Copyright: Default

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