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脱核希望バス千人、古里原発を取り囲んで「原発閉鎖!」

脱核希望バス、古里原発人間の帯...脱核運動に弾み

チョン・ヨンギル ニュースミン記者 2012.04.28 23:44

▲脱核希望バスの参加者は、古里原子力本部の前で原発閉鎖決意大会を進めた。

4月28日、釜山古里原子力本部の前で『核のない世の中』を希望する市民が 『脱核』の燃料に火をつけた。

反核釜山市民対策委、765送電塔反対密陽対策委、核のない社会のための共同行動 などが用意した『2次脱核希望バス』参加者は、午後3時古里原子力本部前で 『古里1号機閉鎖市民決意大会』を開いた。釜山、慶州、密陽、蔚山、ソウル、 全北、大邱などから約千人が参加し、民主統合党のチョ・ギョンテ当選者と 統合進歩党のキム・ジェナム当選者も参加した。

キム・ジェナム当選者は「議席のためではなく、核のない世の中のために国会 に入った」とし「国会では原発閉鎖のために先頭に立つ」と明らかにした。

▲決意大会を終えた参加者が人間の帯パフォーマンスのために移動している。

『765送電塔反対密陽対策委』のチャン・ジェブン委員長は、「原発事故は天災 ではなく人災だ」とし「対応が遅れたわけではなく、核発電そのものが人災だっ た。今からでも原発を閉鎖しよう」と訴えた。彼はまた「765kv送電塔が安全だ という主張は偽り」とし「今でも密陽対策委住民は送電塔建設反対のために、 あなを掘って昼夜で守っている」と明らかにした。

密陽住民のイ・チウ氏が送電塔建設を反対して焼身したことで、脱核希望バス は3月17日にイ氏を追悼する1次行事を行った。送電塔反対対策委の住民は、5年 という長い時間、送電塔建設反対のために韓国電力と戦ってきた。

決意大会を終えた参加者は、古里原子力本部の前から月内港の防波堤までの約 1kmを取り囲む人間の帯パフォーマンスを行った。参加者は『古里原発閉鎖』、 『月城原発閉鎖』、『送電塔建設反対』等を叫び、古里原発周辺を取り囲んだ。 人間の帯は午後4時30分、参加者の「今こそ脱核だ、古里1号機を閉鎖しろ」と いう叫びとバンザイパフォーマンスで終わった。

参加者は、午後6時から機張郡鼎冠面(チョングァン)のウェンゴル広場で開かれ る『古里1号機閉鎖および送電線路白紙化のための市民文化祭』に出席するため に移動した。鼎冠面は、新古里原発5、6号機で生産された電気を送る送電塔の 建設が予定されているところだ。

脱核希望バスのイベントで、最近、模造部品の使用の疑いと、新規原発住民 説明会の強行などで加速している脱核運動に弾みがつきそうだ。 (記事提携=ニュースミン)

▲古里原発周辺を取り囲む参加者。海の向こうに古里原発が見える。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-30 08:14:32 / Last modified on 2012-04-30 08:14:44 Copyright: Default

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