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進歩政党、敵だった国民参与党と一つの仲間に

5日、自由-進歩政党統合終了...党名、『統合進歩党』

キム・ヨンウク記者 2011.12.05 14:56

昨日の進歩の敵が2011年12月5日、一つの党に集まって同志になった。

参与政府の時に非正規職法、イラク派兵、韓米FTA推進などの新自由主義政策を 主導した執権勢力だった国民参与党と、当時これらの政策を推進した執権与党 を敵と規定した民主労働党と民主労働党、進歩新党離党後に結成された統合連帯が 昨日の敵と仲間になった。

国民参与党の柳時敏(ユ・シミン)代表は、民主労働党-統合連帯-国民参与党の 自由-進歩3者統合の議事を始める直前「こうして一つの政党の同志になるため に共に席につき、目を合わせるととても印象が違う」とし「今日のこの統合は 歴史の要請に答える進歩政治勢力の自己革新の努力」だと強調した。

党名、『統合進歩党』に決定

民主労働党、統合連帯、国民参与党は、12月5日の午前、国会貴賓食堂で45人の 受任委員が担当機関合同会議を開き、統合進歩政党の党名と党憲、綱領などを 決めた。これで困難だった自由-進歩の政党統合は、担当機関合同会議会議録を 選管委に提出して合党手続きが終わる。

担当機関合同会議は党員の全数調査と国民世論の調査結果により党名を『統合 進歩党』に決めた。また統合進歩党の共同代表は李正姫(イ・ジョンヒ)、 柳時敏(ユ・シミン)、シム・サンジョンの3人が引き受け、法的代表は李正姫 代表が、院内代表は姜基甲(カン・ギカプ)議員が引き受ける。

事務総長は民主労働党のチャン・ウォンソプ事務総長が引き受けた。政策委議長 はノ・ハンネ(国民参与党)、イ・ウイヨプ(民主労働党)、シン・オンジク(統合 連帯)氏が引き受け、報道担当者は民主労働党のウ・ウィヨン報道担当とチョン・ ホソン前参与党最高委員が引き受けた。

[出処:イ・ミョンイク労働と世界記者]

この日の合同会議の冒頭発言で李正姫共同代表は「2012年の総選挙勝利と進歩的 政権交替の原動力は、今日ここで作られる」とし「大韓民国の政治史は2011年 12月5日を進歩政治勢力が歴史と国民の前に団結して新しい希望を提示した日と 記録するだろう」と自賛した。

柳時敏共同代表も「過去には少し進路が違っていたすべての人々が目を合わせ、 手を取り、心を分けあい、信じあい、愛しあって、仕事をしていけば、国民は 新しい統合進歩党を共に愛し信じられるだろう」とし「新しく出会う仲間たち と共に、今日の選択が韓国政治の革新を持たらす契機になったと評価されるよ うに、しっかりやっていく」と明らかにした。

シム・サンジョン共同代表は「われわれはこれまで韓国の歴史になかった新し い進歩の合唱を始めたい」とし「さらに豊富に、さらに躍動的に、美しいハー モニーを作り、名実共に大衆的な進歩政党時代をひらく」と述べた。また、 「現実主義者は理想に向かってもっと大胆にならなければならず、理想主義者 は現実に向かってもっと欲を出すべきだった。今日の統合は、これまでの進歩 政治の省察と革新の結果」とし「進歩政党が執権するまで私たちの省察と革新 は続く」と強調した。続いて「統合進歩党は進歩的価値とビジョンをさらに固 く焼き直し、磨き上げるが、古く偏狭な枠組みは果敢に捨てる」とし「中長期 的な韓国社会の構造改革の牽引車になり、新しい大韓民国を開く一番車になる」 と約束した。

担当機関合同会議の後、統合進歩党はすぐ南揚州の磨石牡丹公園にある全泰壹 烈士の墓地参拝を最初の公式な動きにした。

全泰壹の墓地の前で統合進歩党の柳時敏代表は「統合進歩党が新しく発足し、 働く人々の権利、労働者の基本権のようなものが民主主義社会の礎石だという 点を再確認し、労働者の基本権が保護されず、保障されない社会では、民主主義 も正義も立つ場所がない」と明らかにした。

シム・サンジョン代表は「全泰壹同志と李小仙(イ・ソソン)お母さん! 今日、 新しい友だちと共にこの席にきた」とし「すでに消息を聞いたでしょうが、 お二人が抱きあって喜ぶ姿が鮮やかに目に浮かぶ。全泰壹烈士とこの牡丹公園に 埋められている多くの労働・民主・統一の英霊と共に、統合進歩党を祝って 力を貸してください」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


選管委、「統合進歩党略称に『進歩党』は使えない」

進歩新党、統合進歩党の党名と略称に強い遺憾

キム・ヨンウク記者 2011.12.05 16:30

12月5日、民主労働党、国民参与党、新しい進歩統合連帯の3者統合党の党の名 を『統合進歩党』に確定したことで、党名と略称ともに問題になっている。

統合進歩党の名前について進歩新党は「厳格に進歩新党を含む、他の進歩政治 勢力が存在しているのに、進歩政治勢力をすべて統合したような党名を決めた のは政治な道義に外れる」と反発した。

またウ・ウィヨン統合進歩党報道担当者がこの日の午前、国会の記者会見場で 記者に統合進歩党の略称を『統進党』ではなく『進歩党』と呼んでくれと要請 したのは、さらに大きな問題になりそうだ。中央選挙管理委員会は略称として 『進歩党』を使用することは不可と明らかにした。

政党法41条(類似名称などの使用禁止)第3項では「創党準備委員会および政党の 名称(略称含む)はすでに申告された創党準備委員会および登録された政党が 使用中の名称と明確に区別されなければならない」と規定している。

選管委政党のある関係者は〈チャムセサン〉との通話で「以前、民主党と民主 新党が類似名称なので民主新党という名前は使用できないという判例がある」 とし「進歩新党の『新』は重要なキーワードではないので政党法の類似名称 使用禁止にあたる」と明らかにした。

この関係者は「統合進歩党の中央党登録申込書に『進歩党』という略称があれ ば法的要件に反する」とし、「通常、こうした事実を知らせれば修正して、申 込書を送る」と明らかにした。

[出処:イ・ミョンイク労働と世界記者]

選管委は、3者統合党が統合する前の11月末に『進歩党』の略称を使用するのは 問題があるとも答えた。

11月30日、民主労働党ホームページの掲示板に事務副総長の名義で「『新しい 統合進歩政党の党名を進歩党といえますか?』と質問した」と掲示した。民主労 働党の事務副総長が明らかにした選管委の回答で選管委は、「すでに登録され た政党に進歩新党がある」とし「ここでの『新』は接辞にあたり、したがって 進歩党は類似名称禁止にあたるので、略称でも進歩党は使えない」と答えた。

進歩新党のキム・ジョンチョル副代表は「選管委が進歩党を略称に使用しない でくれと言ったのは、進歩新党と類似の名称を使用することにより国民の政治 的な決定を混乱させてはいけないという趣旨」とし「それでも言論に進歩党と いう略称を使ってくれとまた要請したのは、統合進歩党が言う新しい政治が何 か、あれほど叫んだ野党圏連帯の信義が何か疑わしい。統合進歩党は政治的な 道義に外れる行動を中断しろ」と要求した。

進歩新党が遺憾を表明した後、ウ・ウィヨン報道担当者はこの日の午後のブリー フィングの後、記者と会って「法的登録申込書には略称を入れても入れなくて も良い。略称を入れない」とし、「名称は略称ではなく統合進歩党のフルネーム にしてくれ。午前中に進歩党の略称を言ったのは、統進党と呼ばないでほしい という要請過程の出た話」と明らかにした。

だがノ・フェチャン前議員は、自分のツイッターで「統合進歩党の略称は 『進歩党』」とし「『本当の宝物党』の略語でもある」と書いた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-06 02:59:38 / Last modified on 2011-12-06 03:24:34 Copyright: Default

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