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「清州老人病院事態の国政監査前の解決を」

ストライキ200日、労組分会長ハンスト9日目...20日に清州市長が国政監査に出席

キム・スンジャ現場記者 2014.10.16 13:14

公共運輸労組医療連帯忠北支部清州市老人専門病院分会が、 無理な看病交代制の撤回を要求してストライキを始めて200日になる10月14日、 清州市庁の前でキャンドル文化祭を開き、早急な問題解決を要求した。 クォン・オクチャ清州老人病院分会長が老人病院正常化を要求して断髪と断食をし、 野宿座り込みを始めて9日目だ。

チェ・ウネ医療連帯忠北支部長は 「労組は患者の安全と病院運営正常化のために、 これまで清州市が市民の血税で作った公共病院が患者を放置するのは深刻な運営上の問題があるという点を数回表明し、 清州市の責任ある行政をするように要求した」と話した。

続いて「しかし清州市は事態解決の意志を見せない」とし 「クォン・オクチャ分会長の命がけのハンストにもかかわらず、 解決の努力を見せず、責任回避用の訪問で労組を嘲弄している」と清州市を強く糾弾した。

労組は国政監査の前に清州老人病院事態を解決するよう声を高めた。 10月20日の国会保健福祉部国政監査に清州老人病院事態に関し、 清州市長が証人として出席する。

これを控えてチェ・ボクス清州市副市長はこの日、座込場を訪問した。 しかし問題解決に関する一切の言及を避け、 労組の要求だけを確認して座込場を離れたため「責任回避用」という批判を受けた。 清州市側は国政監査後にも対話できるという立場を明らかにしている。

これに関連してチェ・ウネ支部長は 「国政監査は公共病院で行われている患者の人権侵害、労働弾圧、混乱運営の責任を問うという趣旨で自治体長を呼んだ」とし 「病院運営の正常化のために命がけでハンストしている労働者を無視し、 あらゆる不法運営に対する労組の直言を無視したままで、 どのようにして国政監査に臨むつもりなのか訊ねたい」と批判した。

チョ・ウニ分会対外協力部長も 「まず老人病院問題を解決する努力を始めることが清州市長が国政監査の準備」とし 「公共病院で患者が放置される事態について、 地方自治体の管理監督責任を問うことが、 今回の国政監査で清州市長を召還した理由」と指摘した。

清州大側と対立しているソン・ヨンギ大学労組清州大支部長は 「清州老人病院と清州大学は公共財を個人のことのように勘違いしている」とし 「政府と地方自治体は医療の公共性と大学の公共性を保障して強化しなければならない」と話した。

ヒョン・ジョンヒ医療連帯ソウル大病院支部長は 「清州市が手をこまねいている間、患者と労働者だけが苦しんでいる」とし 「ハンスト闘争9日目だ。 患者と病院労働者のために終末闘争を共に展開する」と明らかにした。

一方、新政治連合の南尹仁順(ナミュン・インスン)議員は、 10月13日の保健福祉部国政監査で資料を通じ、 清州老人病院の問題を指摘した。

南尹仁順議員は病院が労組員12人に対する不当解雇を始め、 介護士の2交代制を強制的に施行し、 請負看病人員を投入したという指摘と、 請負介護士を投入して患者の暴行と放置が強行されたと伝えた。

それと共に「病院が採用した請負介護士は、孫の手で患者を殴ったり、 不注意な患者体位変更で深刻な皮膚の損傷を誘発し、 血が凝固しているのに患者の傷を医療スタッフに報告せず、 何日間も放置した」と説明した。

南尹仁順議員は 「患者は安全、人権、健康権、ケアを受ける権利をすべて剥奪されたまま放置されている。 管理監督責任がある保健福祉部長官と清州市は、 病院の委託を解約するなどして積極的に問題解決に動かなければならない」と要求した。

付記
キム・スンジャ様はメディア忠清現場記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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