本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:フランスのNGOサムスン電子中国工場の労働権侵害を提訴
Home 検索
 


フランスのNGO「サムスン電子倫理規定はマーケティング用?」

サムスン電子中国工場の労働権侵害を提訴

チョン・ウニ記者 2013.02.27 10:57

フランスのNGOが中国の協力工場での労働者人権侵害を問題として韓国サムスン 電子に対し、フランスの裁判所に訴訟を提起した。彼らはサムスン電子が中国 の協力工場で児童労働禁止など、自社の倫理規定に違反して、フランスの消費者 をだましていると主張している。

2月26日、AFPによればパリにあるペプル・ソリダーレ(国民連帯)、Sherpa、 Indecosa-CGTの3つの人権・消費者団体は、声明で「サムスンが労働者の権利を 尊重すると主張しているが、彼らは中国工場の恥ずかしい労働条件に対して 目を塞いでいる」と指摘した。

[出処:http://www.lemonde.fr画面キャプチャー]

これらの団体は、中国の労働権監視団体である中国労働監視(CLW)が9月に発行 した報告書を根拠として、このように提起した。彼らは、サムスン中国工場が 超過勤務基準に違反し、労働権を侵害したと明らかにした。

これらの団体は、サムスンの中国協力工場である広東省恵州市のHEG電子で16歳 未満の児童が労働していると明らかにした。

サムスン電子は11月、中国工場への調査で、児童労働に関する証拠は発見され なかったと発表した。

フランスでのサムスンに対する訴訟は今回が初めてだ。彼らは今回の訴訟で、 マーケティング用途だけで利用される見かけだけの企業の倫理規定の慣行を正 すと明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-28 03:03:25 / Last modified on 2013-02-28 03:03:27 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について