サムスン目の前にキム・ソヨン選挙連絡事務所を設置

サムスン、不当解雇の面談要請を拒否...サムスン電子前で初のテント

12月12日、サムスン電子水原工場中央ゲートの前に、キム・ソヨン候補陣営が 水原市霊通区選挙連絡事務所を設置、サムスン電子の前に初めてテントが設置 された。この日の午前11時からキム・ソヨン候補陣営選挙運動員は、サムスン 電子水原工場前で演説し、『不法世襲と違法、労働弾圧を続けるサムスン資本』 への糾弾発言を続けた。

彼らは正午頃、2年以上不当解雇撤回闘争を展開しているパク・チョンテ代理の 復職関連の面談を要請する文書を持って「サムスン電子の責任ある関係者が出 てきて文書を受け取れ」と要求した。

彼らの面談文書接収要請に対し、警備業務担当者は初め「5分だけ待ってくれ」 と答えた。しかし5分経つと、サムスン側はむしろ中央ゲートの用役警備を強化 し「担当者と連絡が取れない」と無視した。警備業務担当者は言葉を変えて 「警備室に文書を提出して行け」と言い、キム・ソヨン選挙運動員は「サムス ン電子工場でサムスンの担当者と連絡できないのはおかしい。われわれはサム スンと対話を要請する文書を提出しにきた。サムスンから出られないのなら、 私たちが正門の直前にある請願室に文書を提出して行く」と何度も丁重に要求 した。選挙運動員は一時間ほど正門の前で文書の受け取りを要求したが、用役 警備の元請封鎖で結局文書提出は不発になった。

サムスン側が対話を拒否し続け、キム・ソヨン京畿選挙運動本部の運動員は 法的に保障された選挙連絡事務所をサムスン電子中央ゲートの前に設置した。

サムスンを不当に解雇されたパク・チョンテ氏は「2年以上宣伝戦と集会を行っ たが、サムスン電子の目前のゲートまで来たのは今日で二回目」とし「大統領 候補でさえ労働者を代弁すれば無視するのがサムソン資本の実態」と批判した。

一方、キム・ソヨン京畿選挙闘争本部は残された大統領選挙期間に、サムスン 電子の前で宣伝戦と遊説を続ける計画だと明らかにした。(記事提携=ニュース セル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。