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韓国:GM大宇非正規職テント座り込み突入
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GM大宇非正規職テント座り込み突入

「廃業は請負化の手順、 GM大宇が直接雇用しろ」

GM大宇昌原工場KD業務に人材を供給してきた不法派遣業者(株)デサンが9月30 日付で廃業、金属労組GM大宇非正規職支会が即刻派遣先のGM大宇に所属労働者 の雇用維持と直接雇用、非正規職撤廃を要求し、全面ストに続き工場内テント 座り込みに突入した。

正規職労組の大宇自動車労組昌原支部はもちろん、民主労総慶南本部と民主労 働党慶南道党が参加する『GM大宇昌原非正規職闘争対策委』も座り込みに結合 し、今回の闘争はGM大宇資本に向けた地域労働界の総力闘争という展開になっ ている。

GM大宇非正規職支会のクォンスンマン支会長は「今回の事態の本質は、会社が 不法派遣を請負に転換させるのに障害となる非正規職労組の弾圧」としながら 「不法派遣と判定された下請け業者が廃業したので、GM大宇が直接雇用しなけ ればならず、われわれは全面ストで雇用の保障を勝ち取る」と明らかにした。 (株)デサンの廃業で、GM大宇非正規職支会の主力だったKD部で非正規職労働者 72人が雇用を失い、非正規職支会は労働組合の存立が危険な状況に直面した。

(株)デサンの廃業前、先月末から会社が警備用役人員を増やし、彼らと労働者 の間での物理的衝突が憂慮されたが、30日のテント座込み場を設置する過程で 発生した対峙状況の他には3日連休期間中に特別な衝突はなかった。しかし、 正門の出入管理が強化され、KD部は出入も統制され、いつ会社がストライキ中 の労働者を工場外に追い出すかわからない状況は続いている。

30日、本館の前での集会で、民主労総慶南本部のイフンソク本部長は「労働部 を通してGM大宇に交渉を要請したが、拒否された。これが果たして企業の正し い態度なのか疑わしい」とし、「労使の安定なく地域社会安定もない。最後ま で闘争する」と警告した。

大宇自動車労組昌原支部の金ハクチョル支部長は「正規職と非正規職は差がな い」と強調、「雇われたチンピラが入ってきても、労働者が団結して恐れずに 戦う」と明らかにした。

一方(株)デサンは赤字累積を理由に9月初めに廃業を予告し、GM大宇非正規職 支会はこれを会社の請負化手順と規定し、直接雇用を要求して9月28日から ストライキに突入した。

イ・テホ記者ho@labortoday.co.kr

2005-10-03午後7:28:13入力(c)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2005-10-05 00:59:17 / Last modified on 2005-10-05 01:00:13 Copyright: Default

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