学習誌労組、故イ・ジョンヨン教師5周忌追悼式

不法営業とにせ会員に苦しむ学習誌労働者

5年前の4月19日、公文学習誌のイ・ジョンヨン教師が呼吸困難で亡くなった。 当時年齢28歳。彼女の死後にはにせ会員という学習誌会社の不法営業があった。 学習誌会社は会費を納付できなかったり脱退する会員の会費を教師に転嫁する ような不法営業を強要した。

▲イ・ジョンヨン教師5周忌追悼式

故イ・ジョンヨン教師が亡くなった後、自分が教えていた203科目のうち134科 目が幽霊会員だったことがわかった。さらにイ・ジョンヨン教師の兄弟もにせ 会員として登録されていた。イ・ジョンヨン教師はカードの借金に苦しんだ。 当時、イ・ジョンヨン教師の死は不法営業の問題を社会に表わしたが、学習誌 会社はまだ不法営業をしている。

4月17日午前11時、恵化洞才能教育テント座込み場の前では、故イ・ジョンヨン 教師5周忌追悼式が開かれた。

追悼式が開かれた才能教育ビルの前は、会社が鉄のフェンスで完全に正門をふ さいだ。フェンスの横に質素な祭壇が整えられたイ・ジョンヨン教師の追悼式 は、キリュン電子非正規職、全解闘などの非正規職と解雇者40数人が集まった。 祭壇には故イ・ジョンヨン教師の遺影とキャンドル二つ、モチと干鱈、クリ、 肉そして菊の花が置かれた。

カン・ジョンスク全国学習誌産業労働組合委員長は「イ・ジョンヨン教師が亡 くなってから5年たつのに、まだ多くの学習誌教師がにせ会員とカード借金と サラ金で苦しんでいる」と嘆いた。

追悼式が開かれた才能教育座込み場は座り込み闘争500日を前にしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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