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ホン・ヒドク、「労働部は派遣業者の不法行為に目を塞いでいる」

労働部、数千件の派遣および使用業者違法行為のうち司法処理はたった一件

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年10月23日15時36分

労働部が派遣法に違反した派遣業者と使用業者を摘発しても、司法処理をした ケースはたった一度もないことが明らかになった。

民主労働党のホン・ヒドク議員によれば、労働部が派遣業者および使用業者計 2397社を対象に行った派遣法違反一斉点検で、2007年だけで違反事項1513件を 摘発したが、司法処理されたケースはたった一件もなかった。2008年も7月現在、 513個所を対象に点検し、1067件の法違反事項を摘発したが、司法処理したケー スはたった一件だった。結局、違反がわかっても労働部が司法処理をしないな ど、処罰をおろそかにし、使用者の不法行為を防げなかった。

社内下請けの不法派遣にも、労働部は2007年に440件の違法事項を摘発したが、 これもすべて司法処理しなかった。2008年7月現在、たった14業者を点検しただ けと明らかになった。これに対してホン・ヒドク議員は「労働部はそもそも不 法派遣などを点検する意志がないのではないか」と批判した。

こうした労働部の態度に対してホン・ヒドク議員は、「不法派遣問題は非正規 職の問題において核心的な問題だ」とし「それでも労働部が数千件の違法行為 のうちたった一件しか司法処理せず、企業の不法行為に目を塞いでいる」と指 摘し、派遣労働者を保護する最低限の措置として使用者の違法行為に対する司 法処理の強化を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-26 08:44:41 / Last modified on 2008-10-26 08:44:42 Copyright: Default

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