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非正規職の2人に1人は『低賃金階層』

非正規職ほど、女性ほど賃金格差大きく

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年06月04日16時26分

非正規職の2人に1人は『低賃金階層』であることがわかった。

韓国労働社会研究所のキム・ユソン所長が、統計庁の2009年3月『経済活動人口 調査付加調査』を分析してEU(ヨーロッパ連合)低賃金雇用研究ネットワークが 提示した基準で分析した結果だ。キム・ユソン所長によれば全体労働者1608万 人のうち427万人(26.5%)が低賃金階層で、このうち380万人が非正規職労働者だっ た。これは全体非正規職の半分(45.2%)に迫る。

労働者の賃金格差はさらに広がった。

全産業の月賃金総額は、同年対応4万ウォン増加したが下位10%の月賃金総額は 70 万ウォンで変わらなかったが、上位10%は340万ウォンから350万ウォンと、 10万ウォンも増えた。キム・ユソン所長は「韓国の賃金不平等はOECD国家のう ち一番賃金の不平等が大きいといわれる米国より激しい」と説明した。

賃金不平等は非正規職ほど、女性ほど深刻だった。

2009年3月、男の賃金を100とすると女は62.3でしかない。正規職を100とすると、 非正規職はちょうど半分の賃金(49.7%)であり、女性非正規職は39.1に過ぎなかっ た。キム・ユソン所長は「男女雇用形態による(賃金)差別が非正規職女性に集 中している」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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