|
韓国:原職復帰の合意を履行できないというハンソル教育 | ||||||
|
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(12/10) ・あるくラジオ(11/1) ・11.3「抵抗川柳句集」シンポ報告 ・ブッククラブ(12/13) ・シネクラブ(10/11) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第107回(2025/11/10) ●〔週刊 本の発見〕第415回(2025/12/18) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/11/6) ●川柳「笑い茸」NO.164(2025/11/25) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第101回(2025/10/14) ●「美術館めぐり」第17回(2025/11/24) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・OurPlanet-TV・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP
|
原職復帰の合意を履行できないというハンソル教育6か月間子会社勤務後、復職約束を反故に
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2009年04月20日9時15分
毎週金曜日正午になると、麻浦区サンアム5団地1601番地KGITセンター前に一台 の小型車が道路の周辺に駐車する。小型車に乗った男性は車のすべての窓に各 種のスローガンが書かれたピケをつけた後、小さなスピーカーを車の屋根にあ げる。彼はスピーカーを設置してKGITセンターを見上げる。この建物の19階から 21階に(株)ハンソル教育が入居している。 まもなくスピーカーから民衆歌謡が鳴り、車から降りた男性は首に「2007年に 不当解雇した労働者弾圧の達人ハンソル教育! 今は自分の言葉も守れないのか? すぐに原職復帰の合意を履行しろ!」というピケをかけて昼食に向かう会社員の 前に立つ。
彼はハンソル教育の読書討論論述商品ジュニアプラトンの学習誌先生だったキ ム・ジンチャン(35)氏だ。彼は2007年2月26日、一方的な口頭解雇通知を受けた。 3月2日に予定された再契約の4日前だった。会社側の解雇理由は、営業関連不正 業務、実績低調、顧客不満足だった。 しかしキム・ジンチャン氏は「ハンソル教育が2006年の秋に会員制プラトンと いう、教育費に教材費を加えて毎月販売する商品の手数料精算方式の問題に抗 議し、指摘したことが不当解雇の原因」と主張した。 キム氏は「営業関連の不正業務で提起した三つの問題は、全く事実ではないこ とがすぐ確認できた、実績低調と顧客不満足はその内容がどんな客観性もない ものだった」と説明した。キム・ジンチャン氏は当時全国学習誌産業労働組合 の代議員活動をしていたのも解雇の理由の一つと説明した。 このようにして始めた原職復帰闘争はすでに2年になった。 復職合意をしたが、おかしな論理で合意を破棄した会社 2008年4月22日、ハンソル教育とキム・ジンチャン氏は原職復帰合意書を作成し た。「(株)ハンソル教育はすでに契約満了したキム・ジンチャンに対し6か月間、 別途の業務を付与し、資質を確認した後で再契約を締結する」というものだっ た。彼は合意書により2007年5月15日からハンソル教育子会社のエデュベースで オンライン教育コンテンツ サービス教育の企画業務を6か月間する。 キム・ジンチャン氏はこの6か月間、誠実に働いた。そして6か月後にエデュベー スとハンソル教育のどちらからも良い業務評価を受けたが復職できなかった。 ハンソル教育は2008年11月11日付で「エデュベースでの業務に非常に満足し、 プラトン指導教師ではなく事務職としてエデュベースで働き、企画業務を遂行 しろ」という文書を学習誌労組に送った。6か月で合意書を反故にしたのだ。 合意書のとおりにハンソル教育が提示した子会社での資質は検証されたが、ハ ンソルとの再契約ではなく子会社の企画業務に回すということだ。 キム・ジンチャン氏は「ハンソルが合意を破った時は不誠実や資質証明不可能 などの理由をあげられたが、別途業務の資質があるから企画業務を続けろとい う調子で合意を破った」と話した。彼はハンソル教育が合意書を履行しないの は他の理由があると説明した。 金氏は「ハンソルが2007年から株式上場のために企業公開を準備して公募を確 実に受け取るために、労組問題で騒々しければイメージに悪影響を及ぼすこと を憂慮し、とにかく合意書を書いたが、2008年経済危機などで上場をあきらめ たので合意書を履行する必要がなくなった」と観測した。 2008年から2次闘争、毎週金曜日1人デモと集会 全国学習誌産業労組は2008年11月14日からまた2次闘争に入り、今まで毎週金曜 には1人デモと集会を開いている。4月17日もやはり集会を開いた。集会にはこ の日の午前、才能教育前で開かれた故イ・ジョンヨン教師5周忌追悼式に参加し たキリュン分会非正規職労働者と全解闘解雇者など22人が集まった。 集会に参加したファン・チャンフン学習誌産業労組ソウル京畿地域本部長は、 「他の人たちが『ハンソル教育のビョン・ジェヨン社長がヒアリングでもする のか? タマゴで岩を砕こうとするのか?』というが、タマゴを岩に打ちつけても、 そのべたべたの痕跡が残る。もっと激しく戦う」と話した。 集会が終わって、キム・ジンチャン氏と学習誌産業労組のカン・ジョンスク委 員長、ファン・チャンフン京畿本部長は、ハンソル教育の告訴告発で公判を受 けるためにソウル西部地方法院へ向かった。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-04-24 11:29:11 / Last modified on 2009-04-24 11:29:13 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||