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韓国:民主労総、14日『非正規職撤廃のための全国労働者大会』を開催
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「非正規法1年、労働者の血の涙だけ」

民主労総、14日『非正規職撤廃のための全国労働者大会』を開催

チョン・ムンギョ修習記者 moon1917@jinbo.net / 2008年06月13日14時16分

「死ぬこと以外はすべてやった」というキリュン電子分会組合員10人は「死ね と言うなら死ぬ」とし、6月12日に無期限ハンストに突入した。闘争1000日を越 えたキリュン電子分会の高空籠城によって行われた交渉で、キリュン電子側が 決裂宣言をしたためだ。

このように激しい闘争をしている非正規職労働者は、キリュン分会だけはない。 6月23日にストライキ1年を迎えるイーランド-ニューコア労働組合、ストライキ 800日を越えてしまったKTX乗務支部、李明博政権就任1か月もたたないうちに座 込み場が強制撤去されたコスコム非正規職支部などは、昨年7月に施行された非 正規職保護法の1周年を迎える現在の風景だ。

だが、経済5団体は4月に規制改革課題報告書で、非正規職使用期間を現行の2年 から3年に延長すること、非正規職差別禁止範囲から福利厚生の性格をもつ給与 は除くことなどを政府に建議した。また労働部の李永煕長官は労働界が「とて も過敏で防御的」と『叱責』している。李明博政権の『企業フレンドリー』に 符合する姿だ。

民主労総は社会問題の核心を非正規職問題だと規定し、これをはっきりさせる ために『非正規職撤廃のための全国労働者大会』を6月14日に開催する予定だ。 これと共に民主労総は「大量解雇と外注化・請負化につながった非正規職法施 行1年間、非正規職労働者の血の涙だけが増加した」とし、非正規職法の全面的 な再改正を準備している。

『非正規職撤廃のための全国労働者大会』は14日土曜日午後3時、ソウルの大学路 で開かれ、前夜祭は13日の午後7時にニューコア江南店で進められる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-16 02:00:52 / Last modified on 2008-06-16 02:00:53 Copyright: Default

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